こんにちは。たかです。
住宅ローンを組む時って、毎月の支払額が気になりますよね。
『出来れば、少なくしたい・・・』って、思うのが普通だと思います。
『賃貸に住んでいた時と、同じ額の支払いなら、返済できるじゃないか?』って考えがちです。
たしかに、そうなんですが、月の返済額が少ないと、返済期間が長くなりますし、借入金が少なくなってしまいます。
そこで、考えるのが、『ボーナス月の返済』です。
でも、これって、危ないんですよね。
業績不振になったら・・・
会社の業績が不振になったとき、いちばん、カットしやすいのは『ボーナス』です。
僕も、サラリーマン時代に、何度か経験しました。
えっ?
これだけ?
なんて、思う時がありましたからね・・・
ですが、逆に業績がいい時は、増額にはならないんですよね・・・
会社って、よく考えています。
ですので、ボーナスを当てにするのは、危険だと僕は思っています。
3000万円の借り入れなら
もし、3000万円を金利1.5%、35年返済で借りる場合を考えてみたいと思います。
すると、こんな感じになるんじゃないでしょうか?
〇ボーナス返済無し
毎月返済額:9万1855円
年間返済額:110万2260円
総返済額:3857万9007円
〇借入金の2割をボーナスで返済
毎月返済額:7万3484円
ボーナス時返済額:11万487円/回
年間返済額:110万2782円
総返済額:3859万7286円
月の返済額が、7万円代なら、賃貸の時とあまり変わらないかもしれませんよね。
しかも、『ボーナス払いも、年に22万円くらいなら、大丈夫だろう!』って思ってしまいます。
ですが、ボーナスの支払いって、住宅ローンだけじゃないはずです。
教育費だったり、車のローンだったり、いろんなことに使っていませんか?
もし、『ボーナス減額!』なんてことになったら、大変になりますよ。
ボーナスは繰り上げ返済
最初から、『ボーナスは、あったらラッキー!』くらいにしておいた方がいいと思います。
そして、ボーナスで貯めたお金は、繰り上げ返済に使えばいいんです。
ガンガン繰り上げ返済すれば、元本も減っていき、利息を払わなくて済むわけです。
もし仮に、大金が必要な出来事が起こっても、対応することが出来ます。
常にボーナスは、予備費として扱う。
決して、住宅ローンや生活費の不足分に、使ってはいけないと思います。
最後に
なんで、僕がこんな事を書くのかと言えば、ボーナスが減って、困ったことが何度かあるんです。
しかも、次回のボーナスも、どうなるか分かりませんよね。
もしかしたら、ずっと、減額になったままかもしれません。
ローンを組んだ時が、たまたま、ボーナスが多い時だったかもしれないわけです。
『そんなことないよ~!』って言われている方は、気を付けてくださいね。
住宅ローンの返済期間は、35年間です。
その35年間、ボーナスが上がり続けるなど、考えられませんからね。
ガクッと下がって、そのまま・・・なんてことも考えられます。
いつ、何が起こっても良いように、ボーナスは予備費として、考えておいた方がいいと思いますよ。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。