出世払い型奨学金制度か・・・奨学金は借金であると認識したほうが良い。

 

こんにちは。たかです。

自民党の茂木さんが、こんなことを言ったようです。

『出世払い型奨学金を新たに拡充していきたい』って。

どうやら、政府の『異次元の少子化対策』のたたき台に盛り込まれるらしい。

出世払い型奨学金制度が、少子化対策になるかどうか・・・

その辺りは、ちょっと、疑問ではありますがね。

では、この『出世払い奨学金制度』とは、どんなものなんでしょうか?

ある記事によれば、大学院修士課程を対象に2024年秋から導入されることが決まっているだそうです。

ちょっと、調べてみました。

出世払い奨学金制度とは?

ネットで調べた事なので、間違っている箇所もあるかもしれませんが、ご容赦ください。

出世払い奨学金とは、国が在学中の授業料を無利子で立て替える制度のようです。

年収が300万円前後に達してから、所得水準に応じて返済が始まるそうです。

目安とする年収基準に達するまでは月額2000円程度を返済するようです。

この制度なら、年収が低い時は返済額が少なくて済みますので、助かりますよね。

でも・・・

ずっと年収が低かったら、完済することって出来るんですかね?

月額2000円ってことは、年間の返済額は、2000円×12か月=24000円になります。

平均の奨学金の借入額は約300万円と言われていますので、完済するには、300万円÷24000円=125年かかります。

ってことは、ずっと年収が300万円に達しない人は、完済しないってことになります。

逆に、年収が高くなった時に、支払額が大きくなるようですが、これも問題あるかも。

年収が高くなった時って、子どもの教育費やローン返済があったりして、いろいろお金が必要になります。

その時に、自分の奨学金返済が増えていくと、ちょっと、大変かも。

僕もかなりの奨学金を返済したので、よーく分かります。

 

なので、安易に奨学金は借りない方がいいです。

もし、借りるのなら、返済のことを考えて、借りたほうがいいです。

奨学金は、簡単に言えば借金です。

借金して、学校に行くわけです。

その学校に、借金をして通う価値があるのか?

しっかり考えるべきですね。

『とにかく大学に行けば良い!』という時代は、そろそろ終わりになるんじゃないですかね。。。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。