食べるものさえあればそれで幸せ。そうかもしれないな。

 

こんにちは。たかです。

昨日『家、ついて行っていいですか?』っていうテレビ番組を見ていました。

おもしろい番組ですよね。

いろんな人の人生を垣間見ることが出来て。

昨日の放送では、83歳の仙人ような風貌のおじいさんが出演していました。

若いころは、俳優座の役者をされていたみたいですが、問題を起こしてしまってクビに・・・

その後、世界131か国を旅行したみたいです。

とはいえ、バックパッカーですけどね。

さらには、サハラ砂漠を横断したりと、ホントに、破天荒なおじいさんでした。

37歳くらいからは、植木職人をしていたみたいです。

ん~、どのくらいお金あるんだろうか・・・

そんなことを気にしながら、番組を見ていました。

住まいはボロボロ

おじいさんの住んでいる家は、見事なほど、ボロボロ・・・

玄関のドアも開きっぱなし、窓も開きっぱなし。

外出中も、ドアを閉めてないんですね。

当然ながら、虫も入ってくるみたいですが、まったく気にしてない様子です。

足の踏み場も無いくらい、物が散乱していましたが、おじいさんにとっては、住み心地が良いらしい。

家賃は、たしか42000円だったような気がします。

ん~、田舎だったら、もっと安くて、もっといい物件あるんじゃないかと思いましたが。

東京って、家賃高いんですね・・・

年金暮らしなのか?

どう見ても、働いているようには見えません。

きっと、年金で生活しているんだと思いますが、いくらもらっているんだろうか?

植木職人をやっていたようなんですが、それだけでは、たいした年金にはならないでしょうし。

仮に、国民年金だけなら、家賃の42000円を払ってしまったら、ほとんど残りは無いはずです。

どうやって、生活しているんだろうか・・・

しかも、ビールはアサヒスーパードライを飲んでいました。

僕なんか、1本80円のビールでがまんしているのに。

心に残る一言

番組の最後に、このおじいさんが言った言葉です。

『食べるものさえあれば幸せだよ』だって。

いろんな国に行って、食べる事さえできない国を見てきたからでしょうか。

こんな言葉が言えるのは。

食べるものがあって、住むところがあれば、それだけで十分なのかもしれません。

それ以上のことは、もしかしたら、贅沢なのかもしれないなぁ・・・

なんて、思ってしまいました。

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最後に

ですが、このおじいさん、まだ、やりたいことがあると言っていました。

それは『もう一度、世界1周をしてみたい』って。

でも、年齢も年齢だし、むりかな・・・なんて、ちょっと寂しそうでしたね。

この年になっても、まだ、やりたいことがあるなんて、すごいなぁって感じました。

普通なら、83歳で身寄りもなく、ボロボロの家に住んでいれば、この先の不安の方が大きいと思うんですがね。

いくつになっても、やりたいことを持つことって、大事なんだろうな。

おじいさんを見ながら、『今の僕は、これでいいんだろうか・・・』なんて、ちょっと反省した次第です。

ですが、僕は僕ですから、気にせずマイペースで生きていきたいと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。