こんにちは。たかです。
僕は2019年3月末で会社を早期退職しました。
会社が『早期退職優遇制度』を出しましたので、それに乗っかったんです。
まあ、早期退職制度に応募しなくても、『肩たたき』に遭っていたと思うんですが。
どちらにしても、僕は会社を辞める運命だったんだと思います。
最近では、損保ジャパン日本興亜が、従業員の15%に相当する4000人規模の人員削減を行なうと発表しました。
2019年になってから、既に16社が早期退職を募集しているそうで、約1万人の社員が、クビきりされるみたいです。
すごい時代になりましたね・・・
僕なんか、定年前に会社辞めるなんて、入社した時には想像もしていませんでしたが。
ですが、最近のクビきりは、昔のそれとは異なってきているようです。
先行実施型のリストラ
昔々のリストラは、経営不振になって、どうしようもなく社員をクビにしていました。
ですが、今はそういったリストラばかりではありません。
業績好調な企業が、事業転換を図るために、余裕のあるうちに人員適正化を進めることが増えています。
僕が勤めていた会社もそうです。
要するに、会社には社員がダブついているんです。
それを、『経営状況が良いうちに、取り除いてしまおう!』っていうのが、企業の考えです。
経営状況が良ければ、退職金の上乗せも出来ますし、辞めさせやすくなります。
ですので、『たかさん、もうあなた必要ないから!』って言われたら、可能であれば、会社をやめたほうが賢明だと思うんです。
僕は、社内でダブついた人員だったわけですからね。
『いや!オレは違う』って言い張っても、無駄な抵抗です。
日本は人手不足なのでは?
安倍さんは、『有効求人倍率が、高くなった!雇用が増えたんだ!』って言ってますが、半分間違っています。
たしかに、有効求人倍率は上がったんでしょうが、それは、『介護』、『飲食』、『運送』などに限ったことです。
みんなが働きたいと思っている分野は、人手不足ではない訳なんです。
企業がリストラをする一方で、人手不足の職場があるわけです。
矛盾していますが、現実です。
これを、うまく融合しようとしたのが、『損保ジャパン日本興亜』です。
社内のダブついた人員を、早期退職の募集をかけずに、介護職へ移動させようとしているんですね。
どんどんリストラ
ここからは、僕の予想です。
働き方改革が始まってから、仕事の内容が変わった会社も多いと思います。
要は、『無駄な仕事は無くす』です。
思い切って、仕事を減らす方向に舵を切った会社もあると思います。
すべての会社が、そうだとは思いません。
その結果、『なんだ、この仕事なくても大丈夫だな!』ってなれば、その仕事に従事していた社員はいらなくなります。
今までは、無駄な仕事をつくって、それに従事する社員を雇っていたわけです。
今後、会社は、そんな無駄な仕事をやめていくでしょう。
そうなれば、社員のクビきりをする。
あるいは、AIが導入され、仕事が無くなる人も出てくるでしょう。
営業の現場でも、AIを導入して、効率よくお客さんを訪問できれば、営業マンの数は少なくて済むわけです。
実際に導入している会社って、あるんですよね。
効率が上がれば、社員は少なくて済む。
そうすれば、会社は人件費を抑えることが出来、利益が上がるわけです。
『今後、僕のようなダブついた社員は、人手不足の職場で働くしかないのかな?』なんて思う時もあります。
ちょっと、極端なことを書きました。
今、30代・40代の方は、『いつリストラされてもおかしくない』と思って、働いていた方がいいんじゃないでしょうかね。
大きなお節介でした・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。