学生に10~20万円を給付。これでコロナ中退を防げるのか?

 

こんにちは。たかです。

国は、コロナの影響で、経済的に厳しい学生に対し、1人あたり最大で20万円の現金を給付する支援策を発表しました。

住民税非課税世帯には20万円で、それ以外は、10万円の給付ってことなんでしょうか。

対象は大学、大学院、短大、専門学校、日本語学校の留学生も含む学生およそ43万人だそうです。

なんと、予算総額は、およそ530億円なんだそうです。

でも、このお金って、どうなんですかね。

何に使うんでしょうか?

生活費?

それとも学費?

もらう学生は、どう思っているんでしょうか?

足りない・・・

大学生の声としては、『20万円では足りない・・・』らしい。

全国大学生活協同組合連合会による学生生活調査によれば、下宿生の場合の平均収入は12万9860円なんだそうです。

そのうち、仕送り額は、平均で7万1500円くらいらしいです。

ってことは、差額の約6万円は、アルバイトで稼いでいるってことでしょう。

仮に、20万円もらっても、3か月くらしかもたない・・・

10万円だったら、2か月ももたないわけです。

学生から見れば、『その額では、足りない・・・』って感じになるかもしれませんね。

さらに、アルバイトをして学費を払っている学生は、全然足りないでしょうね。

もう、退学するしかない・・・

そう思う学生がいても、おかしくありません。

給付じゃなく貸与する

たしかに、20万円もらっても、足りないかもしれません。

すぐに、アルバイトが再開されれば問題ないでしょうが、休職期間が長くなれば、どうしようもありません。

であれば、100~200万円くらい貸与したらどうでしょうか?

おそらく、学生もそちらの方が助かるんじゃないですかね。

そして、社会人になってから、返済をする。

そうすれば、学費も払えますし、生活に不安を抱える必要もありません。

10~20万円って、なんだか、中途半端なお金に感じるんですよね・・・

国民からも反発

もうひとつの心配は、国民からの反発があるんじゃないかってことです。

だって、世の中には、もっと、困っている人もいるでしょう。

そういった人には給付されず、学生には支援される。

その怒りの矛先が、学生に向かうのは、良くないと思うんです。

当然ですが、学生さんを守ることは大事だと思います。

お金が無いから、学ぶことが出来ない。

こういった環境は、良くないと思います。

なので、『貸与』という形式で、十分なお金を支援して、しっかり勉強できる環境にしてあげる。

それが、大事なんじゃないでしょうかね。

何のためにお金を出すのか?

国は、ちゃんと、考えているんだろうか?

最後に

みなさんは、どう思いますか?

僕も、奨学資金を借りて、高校・大学を卒業しました。

これがなかったら、進学できていません。

なので、感謝しています。

学生をしっかりと守るのであれば、もっと多くのお金を出してやらないと、中途半端になってしまいそうです。

20万円もらったけど、結局、退学してしまった・・・

そんな学生が出てきそうな気がします。

将来、僕ら世代の年金を捻出してくれる人たちです。

本気で守ってあげてほしいですね。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。