こんにちは。たかです。
人生における3大出費は、『住宅費』『教育費』『老後資金』と言われています。
どれもお金がかかりますよね。
今日、こんな記事を見ました。
『33歳会社員、貯金220万円。第2子と住宅購入、両方とも希望しても大丈夫?』です。
2人目のお子さんが欲しいようですが、家もほしい。
『両方手に入れることが出来るか?』ってことで悩んでいるみたいです。
ですが、こうすれば、両方を手に入れることが出来るかもしれません。
登場するご家庭は?
旦那さん42歳、奥さま33歳、0歳のお子さんがいらっしゃいます。
月の収入は、旦那さん16万円、奥さま10万円です。
合わせれば、月に26万円の収入があります。
ボーナスは、年間で6万円なんだそうです。
ってことは、世帯年収にすれば、約400万円くらいでしょうか?
ちなみに、貯金は220万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・車両費:3万2000円
・食費:3万円
・光熱費:1万5000円
・通信費:1万円
・こづかい:1万円
・雑費:5000円
・保険料:5万円
合計すると、約15万円になります。
ですが、保険料のうち3万円は貯蓄型ですので、実質の支出は、15万円ー3万円=12万円ってことになります。
月の収入は26万円ですから、26万円ー12万円=14万円を貯めることができます。
年間では、14万円×12か月=168万円を貯金することが出来ます。
旦那さんが60歳まで働いたとしたら、あと18年あります。
すると、168万円×18年=約3000万円を貯めることが出来るわけです。
さて、この3000万円をどのように使うか?
家を建てたら?
まずは、家を建てたとします。
現在、このご家庭は、築40年の家に住んでいらっしゃいます。
仮に、この家を建て替えたとすれば、約2000万円かかるそうです。
ってことは、3000万円ー2000万円=1000万円が貯金として残ることになります。
もし、お子さんがひとりならば、学費として1000万円あれば十分だと思います。
ただし、老後のお金は、ほとんどないと思われます。
子供が生まれたら?
次に、第2子が生まれたとします。
2人の学費に、2000万円を準備するとしたら、3000万円ー2000万円=1000万円が残ります。
なので、第2子が生まれても、大丈夫だと思います。
ですが、残りの1000万円では、家を建て替えることは出来ません。
出来るとすれば、この1000万円で、今の家をリフォームすることくらいでしょうか?
そうすれば、第2子にも恵まれ、家も手に入れることが出来るかもしれません。
でも、やはり、老後のお金は残りませんね・・・
老後の資金は無い
このご家庭は、困ったことに老後の資金がありません。
なので、年金がもらえるようになるまで、生活費を稼がないといけません。
あるいは、今の収入をUPさせるしかないですかね・・・
でも、このご夫婦には、良いことがあります。
それは、『共働き』だということです。
共働きをされていますので、2人とも厚生年金が受給できるはずです。
少なくとも、2人で月に20万円は受給できるでしょうから、年金のみで生活出来るかもしれませんね。
最後に
子供を取るか?
家を取るか?
そんな考え方は、あまり良くないと思いますが、現実問題として存在すると思います。
どちらも、お金がかかりますからね・・・
ですので、『如何にお金をかけずに家を手に入れるか?』、『如何にお金をかけずに子育てするか?』を考えないといけないと思います。
教育に関することなら、ジャブジャブお金を使うご家庭もありますが、そんな必要はありません。
大事なことは、『その子にあった教育の場』を提供してあげることだと思います。
みなさんも、『住宅ローン破産』、『教育費破産』にならないよう、気をつけてください。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。