こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『42歳独身、貯金1600万円。52歳で早期リタイアしたい』です。
定期的な転勤や仕事上のストレスのため、10年後にはリタイアを希望されています。
とはいえ、現在の貯金は1600万円です。
ん・・・ぱっと考えただけでは、リタイア出来るかどうか、結論出せませんね。
では、実際に計算してみたいと思います。
登場する方は?
42歳の独身男性です。
月の収入は29万円、ボーナスは年間で120万円あるそうです。
年収にすると、約600万円くらいでしょうか?
現在の貯金は、投資も合わせれば、約1600万円ほどお持ちです。
公的年金は、60歳まで働けば、年間で200万円くらいになるそうです。
でも、52歳でリタイアすれば、おそらく180万円くらいになるんじゃないですかね。
支出は?
一方、支出はどうでしょうか?
・住宅費:1万円
・食費:5万円
・光熱費:1万円
・通信費:1万円
・趣味娯楽:3万円
・雑費:3万円
・保険料:2万4000円
合計すると、約16万円くらいになります。
月の収入は29万円ですから、29万円ー16万円=13万円を貯めることが出来ます。
年間では、13万円×12か月=156万円を貯金することが出来ます。
ボーナスは、全額貯金しているようです。
ってことは、156万円+120万円=276万円を貯金することが出来るわけです。
すごいですね・・・
52歳まで働いたら?
現在、42歳ですから、あと10年は働くことが出来ます。
すると、276万円×10年=2760万円を貯めることが出来ます。
今の貯金を合わせれば、2760万円+1600万円=4360万円になります。
60歳の定年で退職すると、退職金は2000万円なんだそうです。
52歳で退職すれば、少しは減るでしょうから、ここでは、1500万円と仮定してみます。
となると、52歳時点の貯金は、4360万円+1500万円=5860万円ってことになります。
ん~、すごいお金ですね。
65歳までは貯金を切り崩す
52歳から65歳までの13年間は、無職だとすれば、貯金から生活費を出すしかありません。
月の生活費は約16万円ですから、16万円×12か月×13年間=約2500万円を65歳までに使うことになります。
貯金は5860万円ですから、5860万円ー2500万円=3360万円が残るわけです。
これが、65歳時点での貯金になります。
65歳以降は、年金で生活します。
公的年金は、年間で約180万円くらいだと想定されます。
ってことは、月に15万円を受給できるわけです。
であれば、年金の範囲内で生活することが出来るんじゃないでしょうか?
そうなれば、3360万円の貯金は、使わなくて済むかもしれませんね。
最後に
今日は、かなり単純な計算をしてみました。
この先、家を購入するかどうかでも、大きく生活費は変化します。
でも、現在の生活レベルを継続するのであれば、52歳でリタイア可能だと思います。
ですが、ひとつだけ問題が・・・
それは、『あと10年、精神的に大丈夫か?』ってことです。
案外、リタイアが見えてくると、気持ち的に仕事に対して前向きになれません。
そうなると、毎日が、さらにつらくなってくるんですよね・・・
この点が、ちょっと、心配ですが。
ですが、独身で年収600万円もあれば、52歳でリタイア出来るんですね。
早めに節約していれば、もっと早くにリタイア出来たかもです。
こういった生き方も、良いんじゃないでしょうか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。