こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『47歳、手取り20万円で派遣社員…老後は乗り切れる?』です。
手取り20万円の派遣社員さんのようです。
47歳になり、老後のことが不安になってきたようです。
こういった方って、日本には多いんじゃないでしょうか。
竹中さん曰く、『正社員という立場は、既得権益だ!』なんてこと言い出して、派遣社員が増えていきました。
多様な働き方が出来る点では、『派遣社員』というのは、いい制度だったのかもしれません。
しかし、雇用は不安定ですし、お給料も安い。
なので、老後が不安に感じてしまうのも、無理ありません。
さて、今回登場するかたは、どういった家計なんでしょうか?
登場する方は?
47歳の独身女性です。
月の収入は20万円、ボーナスはありません。
貯金は、1700万円ほどお持ちのようです。
公的年金は、ねんきん定期便の記載額によれば、約70万円くらいあるそうです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・家賃:8万円
・食費:3万円
・光熱費:1万2000円
・通信費:5000円
・趣味娯楽:1万円
・保険料:4000円
合計すると、約14万円になります。
月の収入は20万円ですから、20万円-14万円=6万円の黒字です。
すばらしい家計管理ですね!
年間では、6万円×12か月=72万円も貯金することが出来ます。
では、この状況で、60歳まで働くことが出来たら、どうなるんでしょうか?
60歳まで働いたら?
現在、この女性は47歳ですから、あと13年間働くことが出来ます。
すると、13年×72万円=約940万円を貯めることが出来ます。
今、1700万円の貯金がありますから、合わせれば、1700万円+940万円=2640万円になります。
これが、60歳時点での貯金額になります。
60歳から65歳までの5年間は、貯金を切り崩して生活します。
月の生活費は14万円ですから、この5年間の生活費は、14万円×12か月×5年=840万円になります。
これを貯金から賄うとしたら、2640万円ー840万円=1800万円が手元に残ります。
これが、65歳時点での貯金額になるわけです。
年金で生活できる?
47歳時点のねんきん定期便では、公的年金額は約70万円となっています。
今後、60歳まで厚生年金を払い続ければ、公的年金は、年間100万円くらいまで増えるんじゃないかと思います。
そうなると、どうなるでしょうか?
年間の生活費は、14万円×12か月=約170万円ですから、100万円-170万円=70万円の赤字です。
これを貯金で補填すると、1800万円÷70万円=約25年で底をついてしまいます。
この女性が、65歳+25年=90歳の時です。
まあ、計算上は、なんとか生きていけるかもしれませんね。
僕ならこうする
僕からすると、今持っている1700万円の貯金が、ずっと銀行に眠っているのは、ちょっと、もったいないですね。
なので、1700万円のうち1000万円を株式に投資します。
残りの700万円は、もしもの時のために、貯金をしておきます。
仮に、5%で運用出来たら、60歳になった時、約1900万円に増えています。
900万円も資産が増えたら、十分じゃないですかね。
やはり、じっと銀行にお金を置いておくのは、もったいないですね。
最後に
50代、60代になったら、投資はしない方がいいと言われる方もいます。
しかし、僕は、そう思いません。
死ぬまで投資をすればいいわけですから、50代でも60代でも、やった方が良いと思います。
この女性のように、たった13年間、投資をするだけで、900万円も増えるわけですからね。
僕も、コツコツ投資をやっていきたいと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました