こんにちは。たかです。
今日も、ネットでウロウロと記事を読んでいました。
その中に、こんな記事が・・・
『子どもはまだ小1…50代夫婦を待ち受ける教育費地獄と老後破綻』
なんとも、かなしすぎるタイトルです。
親が50代で子供が小学1年生。
可愛いでしょうね。
『この子の為なら、何でもしてあげたい!』なんて気持ちになるんじゃないでしょうか?
でもなぁ・・・
現実は、そんなに甘くないような気もするんです。
どんなご家庭なのか?
旦那さん54歳、奥さま51歳、お子さんは小学1年生です。
旦那さんは会社員、奥さまはパート勤務をされています。
月の収入は、ご夫婦合わせて38万円。
ボーナスは、年間で80万円ほどあるようです。
貯金は800万円だそうです。
退職金としては、1200万円くらいもらえる予定だそう。
お子さんは、大学までストレートで進学できるようにと、私立の小学校に通わせているらしい。
ところが、子供の教育費が予想以上にかかり、毎月の生活費は赤字に・・・
ボーナスから補填して、なんとか生活されているようです。
ん・・・ちょっと、老後の生活が不安になりますよね。
それよりも、子供の学費を出すことが出来るのか?
ちょっと、考えてみました。
すべて私立の場合の学費は?
文科省から出されている資料を見てみると、各年代の学費は、こう書かれています。
私立小学校:約900万円
私立中学校:約400万円
私立高校:約300万円
私立大学:約450万円
これらを合計すると、約2000万円になります。
もし、私立大学の理科系に進学すれば、さらに学費は上がるでしょう。
しかも、実家から離れてひとり暮らしをするようになれば、仕送りも必要になります。
仮に、月10万円仕送りしたら、年間では120万円です。
4年間では、約500万円になります。
ってことは、3000万円近くかかる可能性があるわけです・・・
働くしかない
このご夫婦に残された道は、『働き続ける』ってことでしょうか?
このまま、お子さんが私立に進学すれば、2000万円は必要です。
今の貯金と退職金で、学費をまかなうことは出来るでしょう。
ですが、老後のお金がありません・・・
年金だけで生活出来ればいいですが、それだけでは、不安ですからね。
出来る限り、働き続けるしか、方法はないように思います。
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最後に
子供の学費って、負担が大きいですよね・・・
特に、大学生になったら、大変だと思います。
我が家の子供たちは、大学に進学しませんでしたので、助かりましたが・・・
『子供のために!』と思って、無理して学費を準備しても、無駄になることも多いです。
まあ、結果論ですがね。
なので、勉強したい子には進学させればいいし、嫌いな子には、就職させるのがいいと思います。
今の時代、大学に行っても、就職は変わりません。
総合職とか、一般職とか、そんな区分けをする時代も終わりになるでしょう。
そして、『定年まで勤めあげる!』なんていうことは、今後あり得ないと思います。
早く社会に出て、自分の得意分野を見つけ、やりたい事をやって、お金を稼ぐ。
これが出来ないと、今後は、生きていくのも厳しいかもしれませんね。
その為にも、子供のうちから、『熱中できることを見つけることが出来る人間』に育てたほうがいいと思います。
『学校がないから、やることない』
『学校に行けないから、暇だ~』
そんな感じだったら、ちょっと、考えものです。
『定年したら、やることがない!』って言っている大人と一緒ですからね。
みんなと違うことが出来る子供に育てることが、これからは、大事なのかもしれません。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。