大学卒業後に900万円に借金・・・そこまでして、希望の大学に行きたいのか?

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『奨学金満額借りて、卒業と同時に「900万円の借金」を背負った20代女性。今後20年に及ぶ返済生活と大きな不安』です。

奨学金を900万円も借りてしまったみたいです・・・

僕も、高校・大学と奨学資金を借りましたが、900万円にはなりませんでしたね。

でも、貧乏な家の子供は、奨学金がないと学校に行けません。

僕も、もし、奨学金がなかったら、大学には行けませんでしたからね・・・

さて、この先どうなるんでしょうか?

どんな環境だったのか?

この記事に登場する女性は、地方から東京の私立大学に進学したようです。

進学前に、親からは、こう言われていたみたいなんです。

『東京の大学に出るなら生活費は出せない』

『学費も半分だけしか出せない』って。

大学生の仕送りって、親としては大変です。

全国大学生活協同組合連合会が実施した調査では、ひとり暮らしの大学生への仕送りの全国平均は、月71,500円なんだそうです。

そりゃ、出せませんよね・・・

さらに、学費も半分しか出せなかったみたいなんです。

具体的には、年間の学費130万円のうち、70万円を出してくれたようです。

なので、残りの60万円は、自分で支払ったことになります。

月にいくら借りたのか?

では、この女性は、月にいくら奨学金を借りたんでしょうか?

こんな感じです。

第1種(無利子):307万2000円

第2種(有利子):576万円

月にすると、18万4000円なんだそうです。

このお金で、学費と生活費をまかなったようです。

学費は、年間60万円ですから、月5万円の支払いになります。

生活費は、家賃込みで15万円くらいでしょうか。

ってことは、合わせると、約20万円になります。

当然、奨学資金だけでは足りませんので、バイトすることになります。

バイトをしても、あまり、余裕のある生活は出来そうにないですよね・・・

借金しても行きたかったのか?

なぜ、この女性は、東京の大学を目指したのか?

この記事によれば、こう書かれています。

『なんとなく国立より私立のほうが「憧れのキャンパスライフ」ってイメージがあった』だって。

まあ、高校生の考えることですからね・・・

仕方ないのかもしれません。

でもなぁ・・・

もう少し、親の言う事を聞いても良かったのに・・・

で、結局、社会人になったこの女性は、毎月いくら返済するのか?

なんと、月3万7000円の返済なんだそうです。

しかも、20年間です。

ん・・・

こうなると、高校時代のふんわりした憧れの代償は、大きすぎるような気がしますね・・・

最後に

僕は、奨学資金を借りて進学することは、悪い事ではないと思います。

ですが、かならず、肝に銘じておかないといけないことがあります。

それは、『借金をして進学している!』ってことです。

借金をしているわけですから、返済しないといけません。

であるならば、しっかりと返済できる収入を得なければいけません。

ってことは、それなりのお給料を出す会社に行かないといけませんよね。

この辺が、今の大学生には、抜けているような気がするんです。

でも、無理して大学に行く必要もないと思いますがね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。