こんにちは。たかです。
『老後2000万円不足問題』が勃発してから、『退職後の生活費をどう抑えるか?』といった記事をよく目にします。
金融庁の発表では、『年金が月に21万円、生活費が26万円と報告されおり、月に5万円が足りなくなる』との事です。
ってことは、簡単に言えば、あと5万円稼ぐか、5万円節約すればいいわけです。
さて、どちらを選択するか?
その前に、『退職前に比べて、退職後の生活費は、どのくらいになるか?』ということを、確認しておかないといけません。
金融庁の報告では、月に5万円不足するとの事ですが、この不足額は、人それぞれだと思います。
家がある人・ない人、教育費がかかる人・かからない人、などなど。
一般的には、こんな式があるそうです。
退職後の年間生活費=退職直前の年収×目標代替率
目標代替率は70%が一般的なんだそうです。
ってことは、退職前の年収が600万円であれば、退職後は420万円かかるってことのようです。
ん~、ホントかな?
まあ、ひとつの目安として、考えたほうが良さそうです。
では、生活費を下げるための方法って、どんな事があるんでしょうか?
こんな記事を見ました。
『「退職したら地方に」専門家おすすめの「生活水準下げない」工夫』です。
生活水準を下げずに、生活費を下げる方法を書いているようです。
ズバリ、地方に移住する!
ん?
ここで、疑問符が頭の周りに並んでいる方も、多いんじゃないでしょうか?
この記事の筆者は、こう言っています。
『地方の中核都市でも十分に生活費を下げて、生活水準を下げない生活ができます』って。
さらに『例えば県庁所在地の都市でも東京23区と比べると、消費者物価は7%ほど低く、家賃は6割も安くなっています』だって。
たしかに、東京に比べれば、家賃は断然安いと思います。
駐車場なんかも、安いですしね。
ところがです・・・
別に、物価は安くありません。
もしかしたら、東京の方が安いかもしれません。
僕は単身赴任で山口県にいましたが、福岡県と比べて、物価は高かったです。
しかも、品ぞろえがよくない。
食材なんか、山口県より福岡県の方が、絶対に安いです。
決定的に違うのは・・・
交通の便が悪い
東京なんかは、交通の便がいいので、車なんか無くったって、何とかなりそうです。
ですが、地方都市に行けば、車は必須です。
病院に行こうと思っても、車が無いとかなり不便です。
山口県にいた時なんか、交通手段がバスしかありませんでした。
しかも、1時間に3本くらいしか来ないんです。(悪口言ってるわけじゃありませんよ)
別に、山口県の山奥にいたわけじゃありません。
県庁所在地の近くに住んでいました。
福岡でも、天神とか博多駅周辺なら便利がいいですが、ちょっと外れたら、車が無いと不便です。
トータルで考えたら、一概に地方に移住がいいとは、言い切れないような気もします。
最後に
僕は、福岡市から30分ほど外れたところに住んでいます。
生まれ育ったところです。
小さい時は、草藪だったところに、今では家が立ち並んでいます。
移住されて来た方がほとんどです。
そういった方とお話をしていると、こんな声が聞こえてきます。
『昔から住んでいる方とのコミュニケーションがむずかしい』って。
特に、年寄りが多いですからね・・・このエリアは。
やっぱり、田舎に移住してくると、人間関係が難しいみたいです。
昔からの変なルールが残ってますからね。
お金のことばかりじゃなく、総合的に考えて、移住するかどうか、判断したほうが良さそうです。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。