こんにちは。たかです。
今日も、ネットでウロウロと記事を読んでいました。
そしたら、こんな記事を見たんです。
『38歳貯金550万円。住宅購入と第2子出産をしました。今後のマネープランは?』です。
住宅を購入して、お子さんが2人。
一般のサラリーマンだと、共働きでもしないかぎり、かなり生活は苦しくなるんではないでしょうかね。
少なくとも、我が家は、そうでした・・・
さて、今後のマネープランは、どうしたらいいんでしょうか?
登場するご家庭は?
旦那さん31歳、奥さま38歳、1歳と0歳のお子さんがいらっしゃいます。
月の収入は、旦那さんが21万円で、奥さまは専業主婦をされています。
ボーナスは、年間で約100万円ほどあるようです。
なので、年収としたら、約450万円くらいになるでしょうか。
ちなみに、貯金は550万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうでしょうか?
・住宅ローン:7万8000円
・車両費:1万5000円
・食費:4万円
・光熱費:2万3000円
・通信費:8000円
・教育費:1万円
・こづかい:2万円
・雑費:5000円
・保険料:2万円
合計すると、約22万円になります。
月の収入は21万円ですから、21万円ー22万円=マイナス1万円ってことになります。
年間では、12万円の赤字です。
この赤字分は、ボーナスから補填しているようです。
そして、ボーナスの残りの約70万円ほどを貯金しているそうです。
この状況で、住宅ローンを返済し、子供の学費を出し、老後資金を貯めることは可能なんでしょうか?
60歳まで働いたら
仮に、旦那さんが60歳まで働いたとします。
現在、旦那さんは31歳ですから、あと29年働くことが出来ます。
年間の貯金額は70万円ですから、70万円×29年=2030万円を貯めることが出来ます。
今の貯金額550万円を合わせれば、2030万円+550万円=2580万円になります。
さらに、児童手当を貯金すれば、200万円×2人=400万円になります。
すると、2580万円+400万円=約3000万円を貯金することが出来そうです。
住宅ローン
このご家庭は、35年ローンで、2700万円を借入れしています。
なので、完済できるのは、旦那さんが66歳の時です。
残念ながら、旦那さんが60歳時点では、約500万円はローンが残っていると思われます。
これを貯金から返済したら、3000万円-500万円=2500万円に減ってしまいます。
やっぱり、住宅ローンって、大変ですね・・・
子供の学費
現在、お子さんは1歳と0歳ですから、ほとんど教育費がかかっていません。
ですが、今後は、学費やその他の学外活動費に、どんどんお金がかかります。
文部科学省の調査を見ると、幼稚園から大学までに必要な学費は、子供ひとりあたり、少なくとも、約1000万円はかかるようです。
このご家庭には2人のお子さんがいらっしゃいますから、2000万円が必要になります。
これを貯金から出したとしたら、2500万円-2000万円=500万円しか残らないことになります。
残った500万円が、老後資金になるわけです。
収入を上げるしかない
現在のこのご家庭の家計は、非常に節約されていると思います。
ですが、お子さんが大きくなってくれば、こんな金額ではおさまらなくなります。
食費も上がりますし、携帯電話だって持つようになるでしょう。
おこづかいも必要になりますし、部活動を始めれば、活動費だって必要になります。
子供って、ホントに、見えないお金がかかるんです・・・
ってことは、今の収入では、かなりの赤字になるはず。
では、どうするか?
もう、奥さまが働きに出るしかないですよね・・・
最後に
一般のサラリーマンだと、家を買って、子供が2人いたら、かなり生活は苦しくなります。
なので、共働きでないと、家計は成り立ちません。
我が家もそうでした。
妻には、子供が小学生になってから、全力で働いてもらいましたからね・・・
僕のお給料だけでは、全然、生活出来ませんでした。
かなしい現実です。
まあ、こんな状況では、子供が増えるはずありません。
どうにか、ならなものですかね、菅さん・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。