こんにちは。たかです。
少子高齢化の日本ですが、お子さんが3人いらっしゃるご家庭もあります。
僕が勤めていた会社の同僚にも、3人の子供がいる人がいました。
その人の口ぐせは、『金がない・・・』でしたけどね。
まあ、僕が勤めていた会社のお給料って、安かったから、仕方のないことなんですが・・・
今日、こんな記事を目にしました。
『年収700万自営業「3人目を大学まで進学させたら老後資産はいくら残る?」』です。
さて、子供3人が大学に進学したら、老後資金ってどうなるんでしょうか?
ちょっと、計算してみました。
登場するご家庭は?
旦那さん34歳、奥さま31歳、2歳、0歳のお子さんがいらっしゃいます。
3人目のお子さんを望んでおられますが、反面、お金の心配をされているようです。
旦那さんは会社を経営されており、奥さまは役員として、一緒に仕事をされています。
月の収入は、58万円です。
ボーナスはありません。
貯金は、投資も合わせれば、680万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はこんな感じです。
・住居費:4万1000円
・食費:7万5000円
・光熱費:2万3000円
・教育費:1万円
・保険料:2万2000円
・通信費:1万7000円
・車両費:2万円
・こづかい:4万円
・その他:10万円
合計すると、約35万円になります。
月の収入は58万円ですから、58万円ー35万円=23万円を貯金することが出来ます。
年間では、23万円×12か月=276万円ってことになります。
学費っていくら準備するか?
仮に、3人目のお子さんが、再来年に生まれたとします。
すると、3人のお子さんは、2歳間隔になります。
仮に、いちばん上のお子さんが高校に入学する時に、既に、3人分の高校・大学の費用があれば、安心ですよね。
いちばん上のお子さんが、高校に入学するまでには、あと14年あります。
その間に、学費を貯めてしまえばいいわけです。
では、高校3年間、大学4年間の学費って、いくらになるんでしょうか?
文部科学省の調査によれば、私立高校3年間で約300万円、私立大学理科系4年間で約700万円くらいのようです。
まあ、進学する学校によって、かなり違いはあると思いますが・・・
なので、高校・大学の学費としては、約1000万円を準備しておけばいいことになります。
子供3人ならば、3000万円です。
これを、あと14年の間に準備する。
さて、そんなこと可能なのか?
学費と老後資金
このご家庭は、年間で276万円を貯金することが出来ます。
すると、14年間では、276万円×14年=3864万円を貯金することが出来ます。
ってことは、いちばん上のお子さんが高校に入学する時には、3人分の学費を準備することが出来そうですね。
しかも、約850万円くらいは、余剰金が生まれそうです。
では、老後資金はどうなるんでしょうか?
14年後と言えば、旦那さんは、48歳です。
仮に、65歳で仕事を辞めるとしたら、あと17年あります。
仮に、生活費が現在と変わっていなければ、276万円×17年=約4700万円を貯金することが出来ます。
これに、現在の貯金680万円、学費の余剰金850万円を合わせれば、4700万円+680万円+850万円=6230万円になります。
これが、老後資金ってことです。
ん~、これだけあれば、なんとかなるんじゃないですかね。
最後に
かなり、ザックリした計算で、すみません。
でも、子供が3人いても、手取り700万円あれば、大丈夫そうですね。
ですが、手取り700万円って、サラリーマンの年収で言えば、約900万円くらいになります。
僕のような安月給のポンコツサラリーマンでは、ちょっと、難しいかもしれませんね。
我が家の場合、子供が2人いますが、どちらも大学には行っていません。
だから、助かっているんですけどね。
大学の費用も、もっと安くなれば、いいんですが・・・
みなさんご家庭では、お子さんの学費の準備は出来ていますか?
そして、ご自分の老後資金の準備はどうですか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。