こんにちは。たかです。
コロナの影響で、仕事が無くなったり、減ってしまったという方も多いと思います。
『まさか、仕事が無くなるなんて・・・』って思った方もいらっしゃるでしょう。
なので、『収入源がひとつ』っていうのは、リスクなんだと思います。
今日、こんな記事を見ました。
『42歳、結婚の予定なし…貯金120万円で老後が心配です』です。
42歳で貯金120万円。
ちょっと、心細いかもしれませんね。
将来に不安を感じてしまうでしょう。
では、どうすれば、生きていけるのか?
ちょっと、考えてみました。
登場する方は?
42歳の独身女性です。
月の収入は約20万円、ボーナスは60万円ほどあるそうです。
年収にすれば、約400万円くらいでしょうか?
貯金は、120万円お持ちのようです。
支出は?
支出は、こんな感じです。
・住居費:5万円
・食費:3万8000円
・光熱費:1万6000円
・通信費:4000円
・趣味娯楽:1万8000円
・医療費:5000円
・こづかい:3万6000円
・雑費:3000円
・保険料:1万円
合計すると、18万円になります。
月の収入は20万円ですから、20万円ー18万円=2万円を貯金することができます。
年間では、2万円×12か月=24万円ってことになります。
ボーナスからは、約40万円ほど貯金しているそうです。
合わせれば、24万円+40万円=64万円を貯めていることになります。
さらに、65歳から、個人年金として300万円受け取れるそうです。
60歳まで働いたら?
仮に、60歳まで働いたとします。
現在42歳ですから、あと18年働くことが出来ます。
すると、その間、貯金できるお金は、64万円×18年=1152万円ってことになります。
今、120万円の貯金がありますから、合わせれば、1152万円+120万円=1272万円になります。
60歳から65歳までは、貯金を切り崩して生活します。
月の生活費は18万円ですから、この5年間では、18万円×12か月×5年=1080万円が必要になります。
貯金は、1272万円ですから、1272万円ー1080万円=192万円しか貯金が残りません・・・
ただし、65歳からは、300万円の個人年金が受け取れますので、貯金は492万円に増加します。
65歳からは、年金生活です。
年金額は不明なんですが、ここでは、月10万円とします。
すると、月の生活費の不足額は、18万円ー10万円=8万円です。
年間では、8万円×12か月=96万円足りないことになります。
これを貯金から補填すると、492万円÷96万円=約5年で貯金は底をつきそうです。
ってことは、この女性は、65歳+5年=70歳で、スッカラカンになってしまいます。
65歳まで働けば
もし、65歳まで働けばどうでしょうか?
あと23年間、働くことが出来ます。
すると、64万円×23年=1472万円を貯金することが出来ます。
現在の貯金と合わせれば、1472万円+120万円=約1600万円になります。
65歳からは、年金生活になります。
生活費の不足額は、年間で96万円です。
これを貯金から補填することになります。
ってことは、1600万円÷96万円=約16年で貯金が無くなるわけです。
その時の年齢は、65歳+16年=81歳です。
ん・・・これでも、ちょっと厳しいですが、生活費を抑えていけば、何とか生きていけるでしょうね。
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最後に
要するに、年金がもらえる年齢まで、収入を確保することが出来れば、なんとかなるわけです。
ですが・・・
これって、可能なんですかね?
この先、ホントに65歳まで仕事があるんだろうか?
『70歳まで社員を雇用しなさい!』って国は言っていますが、そんなこと出来るんだろうか?
経団連の偉い人は、『終身雇用は難しい・・・』と言われています。
では、どうすればいいのか?
僕にも、答えは分かりません。
ですが、『労働以外の収入源』を持っておくことは大事かもしれません。
たとえば、不動産収入だったり、株の運用益だったり。
少なくとも、自分の労働だけの収入だったら、危険な時代になるんじゃないか?
そんな気がしています。
この女性も、65歳まで働ければいいんですが・・・
急にクビにされたら、路頭に迷うわけです。
もしものために、収入源を複数持っておく必要があるでしょうね。
みなさんは、どう思いますか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。