早期退職募集に応募する時、確認しておくこと。でないと大損するかも。

 

こんにちは。たかです。

昨年は、多くの会社が、早期退職者の募集を始めました。

約1万人くらいのサラリーマンが、職を失ったわけです。

きびしい時代になりましたね・・・

黒字経営であっても、クビきりする会社があるんですからね。

僕も、その犠牲者のひとりなんですが・・・

今日、こんな記事を見ました。

『ファミリーマートの早期退職に応募殺到、リストラ資料が明かす大混乱の裏側』です。

コンビニ業界も、リストラの嵐が吹き荒れているようです。

ところが、ちょっと、今回のリストラは、困ったことが起こっているようです。

リストラの条件

この記事によれば、リストラ計画の対象となる社員は、約3000人いるらしいです。

現場社員は40歳以上、本部社員は45歳以上が条件になっています。

だんだんとリストラされる年齢が、下がってきているように感じませんか?

この3000人の中から、800人をクビ切りしたいようです。

その人たちは、最高2000万円の早期退職金と、再就職支援が受けられるそうです。

まあ、いい条件じゃないですかね。

3000人を4つのグループに分類

この条件に合致する3000人の社員を、4つのグループに分類しているそうです。

グループⅠ:慰留

グループⅡ、Ⅱ´:意思確認

グループⅢ:応募勧奨

要するに、グループⅢの人は、『肩たたき』にあっているわけです。

会社としては、このグループⅢの人だけ、会社を辞めてほしいのかもしれません。

ところが、現在の早期退職希望者は、1500人になっているんだそうです。

約700名ほど、会社の思惑より、多いわけです。

そこで、会社は何をしたか?

なんと、『適用否認』をすると言い出したようなんです。

『適用否認』とは、『辞めても早期退職金2000万円が支払われない』ってことです。

おそらく、グループⅠ、Ⅱ、Ⅱ´に分類された人で、早期退職に応募した人は、適応否認されるんじゃないでしょうか?

そうなると、どうなるのか?

降格が待っている!

適応否認されると、早期退職金がもらえません。

だったら、会社を辞めませんよね。

だって、会社を辞めても、お金はもらえないわけですから・・・

ところが、それだけでは、済まないようなんです。

なんと・・・

経営幹部からは、こんな声が出ているそうです。

『早期退職制度に応募した社員は忠誠心が低い奴らだ。降格を覚悟してもらう!』だって。

では、降格になるとどうなるのか?

どうやら、フランチャイズのなり手のない『お荷物店舗』の店舗スタッフになるようです。

そうなれば、収入も減るでしょうし、困ったことになりますよね・・・

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最後に

今回、もっとも得をしたのは、早期退職募集に応募しなかった人ですかね。

それと、グループⅢに分類された、『肩たたき』にあった人でしょうか?

そして、もっとも損をしたのは、グループⅠ、Ⅱ、Ⅱ´に分類されたにもかかわらず、早期退職に応募した人でしょうか?

なんとも、不思議なことが起こっていますね・・・

ですが、早期退職者を募集して、『適応否認』をするなんて、初めて聞きました。

しかも、適応否認した人には、『早期退職金は出さない』、『会社に残れば降格する』なんて、とんでもない話です。

早期退職募集に応募する時は、『応募者が予定数が超えた時、どうするのか?』を確認したほういいですね。

でないと、こんなことに遭うかもしれません。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。