カブトムシの幼虫を大きくする方法

こんにちは。たかです。

朝晩涼しくなってきましたね。まだ、寝る時にはクーラーは必要ですが、だいぶ過ごしやすくなりました。

今日、会社に行こうと家を出てみたら、カブトムシのメスが死んでました。

夏の終わりを告げているようです。

まだ、子供たちが小さかったころ、カブトムシを飼っていたのを思い出しました。

僕の実家は、市内から少し外れてますんで、カブトムシが飛んでくることは珍しくありません。

たまたま、オスとメスを捕まえた時に、一緒にプラスチックの水槽に入れて飼ったことがあります。

両方とも、死んだんで、水槽に入れていた土を捨てようと、ひっくり返したら、中からカブトムシの幼虫が、わんさか出てきた思い出があります。

息子が、『幼虫を育てる!』って言うもんですから、飼育を始めました。

僕も、小さい時に育てたことがあったんですが、どうせやるんだったら、大きなカブトムシを作ろうと、いろいろやりました。

今日は、それについて書きたいと思います。

もし、水槽をひっくり返して、幼虫が出てきた方は、是非やってみてください。

結構、面白いですよ。

大きなカブトムシにするには?

野生のカブトムシって、大きいですよね?

捕まえたことのない方は、分からないと思いますが、お店で売っているものより、格段に大きいです。

オスの角の大きさなんて、くらべものになりません。

なぜか?

実は、成虫になったカブトムシの大きさを決めているのは、幼虫時代の大きさなんです。

ですから、幼虫を大きく育てれば、大きな成虫が出来るって事ですね。

なぜ、野生のカブトムシは大きいのか?

それは、幼虫時代に栄養分の高い土(腐葉土)をたくさん食べているからなんですね。

じゃあ、同じことをすれば、大きなカブトムシを作ることは簡単です。

僕が、実戦して証明してますので、ご興味あればやってみてください。

エサ(腐葉土)が大切

幼虫のエサは、土(腐葉土)です。

野生では、落ち葉や木くずなどが腐った土の中にいます。

この腐葉土は、いろんなものが混ざって、発酵した状況になっています。

栄養分が満点なんです。

自分で腐葉土を作ろうとしたのですが、なかなかうまくいきません。

温度管理や、定期的に土をかき混ぜたりしないといけませんから、お勧めしません。

市販の物を買って、飼育したほうが良いです。

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もし、チャレンジされるんでしたら、小麦粉(薄力粉)を入れてやってみるといいです。でも、かき混ぜる作業はやらないと、ちゃんと発酵しません。

容器の中に入れすぎない

カブトムシの幼虫って、結構、土を食べます。

ですので、狭い容器の中にたくさん入れてしまうと、大きく育ちません。

僕は、衣装ケースに10匹ほどしか入れませんでした。

土はたくさん必要になりますが、確実に大きくなります。

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温度管理は大切

幼虫が大きくなるのは、8月~11月までの間です。

12月になると、土はあまり食べなくなります。

ですので、この4か月(8~11月)が勝負です。

あまり、暑いところに置いてもいけません。できるだけ、涼しいところに置いてあげましょう。

野生では、日陰の腐葉土の深いところにいますので、暑さにはあまり強くないと思います。

逆に、冬場は、寒すぎないようにしたほうが良いです。

野生では、腐葉土が発酵してますので、あったかい状態なんですね。

まあ、これで、ほっとけば大きくなるんですが、子供にさなぎから羽化するところを見せるのに、いい方法があります。

ペットボトルの中で育てる

衣装ケースなんかに入れて育てると、さなぎになっているところとか、羽化するところとか、見ることが出来ません。

透明の衣装ケースなら、運が良ければ見れますが・・・

確実に見るためには、ペットボトルを使います。

ペットボトルの口から3分の2くらいのところで、上下に切り離します。

下の部分に土を入れて、その中に幼虫を入れて、上から切り離した部分をはめておけば、準備OKです。

さなぎになるのは、だいたい、5月上旬~6月くらいですので、5月上旬にペットボトルに移し替えておけば大丈夫です。

少し、幼虫にはストレスを与えてしまいますが・・・

あっ、素手では触らない方がいいです。手に着いた細菌で、幼虫が死んでしまうことがありますので。

ペットボトルの中のさなぎや、そこから羽化してくるところを見せるのは、いいですよ。

我が家の2人の子供たちも、喜んで毎日見てました。

最後に

僕が覚えている範囲で書きました。

まだ、霧吹きのやり方とか、コバエ対策とか、いろいろあると思いますが、今度にしたいと思います。

それから、我が家でカブトムシの幼虫を育てる、一番の障壁は妻でした・・・

妻をいかに説得するか?でしたね。

女性は、幼虫とかカブトムシなんか、苦手ですよね。あまり、いい形してませんもんね。

ですが、子供の教育の一環としてはいいかもです。

って言いながら、一番一生懸命だったのでは、この僕であります・・・

男の子の血が騒ぎました。

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。