こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『54歳公務員。早期リタイアして寿命まで逃げ切れる?』です。
あと2年ほど働いて、完全リタイアを計画されている方の話です。
この方は、リタイア後、インフレ率2%でシミュレーションしたそうです。
そうしたところ、85歳で資金が無くなってしまうらしい・・・
でも、今の日本がインフレ率2%になりますかね?
その辺りは、どうなるか分かりませんから、あまり、気にしなくていいような気もしますが。。。
登場する方は?
54歳の独身男性です。
月の収入は46万円、ボーナスは220万円あるそうです。
年収にしたら、約1000万円弱ってところでしょうか?
貯金は、投資も合わせれば、約2000万円ほどお持ちです。
退職金も約2000万円もらえるそうです。
そして、公的年金は、年間で約240万円あるそうです・・・
メチャクチャ、公務員って、年金額いいんですね。。。
支出は?
一方、支出はこんな感じです。
・住居費:3万6000円
・車両費:1万2000円
・食費:3万5000円
・光熱費:1万円
・通信費:1万5000円
・趣味娯楽:2万円
・こづかい:8万円
・雑費:1万5000円
・保険料:4万円
合計すると、約26万円くらいになります。
年間では、26万円×12か月=312万円になります。
ですが、この男性は、リタイア後は、年間240万円で生活すると言っています。
ん~、240万円で生活するには、月に20万円で生活しないといけません。
あと月6万円も節約できるんでしょうかね・・・
今すぐ辞めたら?
では、今回は、『今すぐ、仕事を辞めたらどうなるか?』を考えてみたいと思います。
現在の貯金は約2000万円ですから、退職金も合わせれば、貯金は4000万円になります。
公的年金がもらえる65歳まで、あと11年あります。
この間は、貯金で生活したとします。
年間の生活費は、312万円ですから、312万円×11年=3432万円になります。
貯金は4000万円ですから、4000万円ー3432万円=568万円が手元に残ります。
65歳からは、公的年金で生活します。
しかし、公的年金は240万円ですから、312万円-240万円=72万円の赤字になります。
これを貯金から補填すると、568万円÷72万円=約8年くらいで資金が無くなってしまいます。
やはり、生活レベルを落とさないと、ダメみたいですね・・・
生活費を240万円に出来たら?
では、生活費を240万円に下げることが出来たとします。
すると、65歳までに必要になるお金は、240万円×11年=2640万円になります。
これを貯金から出しますので、4000万円ー2640万円=1360万円が手元に残ります。
65歳からは、240万円の公的年金で生活します。
生活費も240万円ですから、計算上は、貯金から補填する必要はありません。
ってことは、1360万円のお金は、使うことなく、死んでしまうかもしれませんね。
もし、生活レベルを落とすことが出来れば、今すぐ仕事を辞めたとしても、なんとかなると思います。
最後に
公務員の方の年金額って、メチャクチャいいんですね。
サラリーマンの方が、年収1000万円くらいあっても、おそらく、年金はそんなにもらえないんじゃないでしょうか?
ん・・・うらやましいですね。
みなさんは、公的年金は、どのくらいもらえそうですか?
一度は、確認しておいた方がいいですよ。
おそらく、『えっ、こんだけしかないの・・・』ってなると思いますので。。。
定年する直前に年金額を知っても、対処のしようがありませんからね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。