こんにちは。たかです。
日本の年金制度って、あまり、評価されてないんですね。
アメリカのコンサルティング会社が発表した『年金制度の国際ランキング』によれば、日本は31位だったそうです。
まあまあ良い順位なのかと思ったんですが、『37の国と地域のうち』、第31位だったようです。
日本より悪い国は、6か国しかありません・・・
評価が低い理由は、『持続性』なんだそうです。
『日本の年金制度は将来に向けた安心度がかなり低い』ってことなんですね。
ん~、やっぱりって感じでしょうか?
では、1位の国は、どこだと思いますか?
それは、オランダなんだそうです。
資産が潤沢
オランダの職域年金の資産残高は、日本円にして149兆1880億円なんだそうです。
あまり、ピンときませんね。
では、日本の国民年金・厚生年金を運用するGPIFの総資産は、いくらなんでしょうか?
なんと、約161兆7622億円もあるんだそうです。
オランダより多いですが、人口の規模から考えると、資産残高は、オランダの方が圧倒的に多いですね。
ちなみに、オランダの人口は、1738万人だそうです。
所得代替率
所得代替率とは、『現役世代の手取り収入額と比較してどのくらいの割合か』を示すものです。
その所得代替率が、オランダは70%らしいです。
現役世代の70%くらいの金額を、年金としてくれるわけですね。
では、日本ではどうなんでしょうか?
『年金2000万円不足問題』で話題になっていましたが、日本の場合は、約60%くらいです。
ですが、今後は、約40%くらいまで落ち込むかもしれません・・・
ん~、オランダに移住したいくらいですね。
保険料・税金が高い
ですが、良いことばかりじゃないですよね。
オランダの年金保険料って、日本の約2.7倍ほど支払わないといけないようです。
サラリーマンの方って、厚生年金など、高い保険料払っていませんか?
でも、オランダだったら、その2.7倍になるってことです。
月収の約25%くらいは、保険料で持って行かれるみたいですよ。
さらに、日本の消費税にあたるものは、21%なんだそうです。
そうなると、貯金なんか出来るんですかね?
貯金が出来ないとなると・・・
アーリーリタイア出来るのか?
もし仮に、貯金が出来なくなると、年金支給年齢まで、働かないといけません。
年金支給年齢まで働けば、貯金がなくても、手厚い年金額ですから、生きていけるでしょう。
ですが、オランダの年金支給年齢は、66歳なんだそうです。
あまり、日本と変わりませんよね。
ってことは、66歳まで、働けってことですかね・・・
ところが、OECDが発表している家計貯蓄率をみてみると、オランダの貯蓄率は約6%なんだそうです。
日本はというと、なんと、約2%らしいです。
オランダって、税金をかなり払っても、貯蓄できるんですね。
ってことは、そもそものお給料が高いってことでしょうか?
最後に
オランダの人は、日本人の3倍、貯金しているってことです。
しかも、年金の額も多いし、今後の継続率も高い。
そう考えると、アーリーリタイアしやすいんじゃないですかね。
若いころに、一気に稼いで貯金をして、その後は、チューリップに囲まれながら、年金でゆっくり暮らす。
いいですね・・・
オランダに移住しようかな?
って、僕みたいな人間がいるから、移民問題が発生するんでしょうね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。