こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『6,000万円あっても難しい!?早期リタイアで人生を謳歌する「FIRE(ファイア)」に必要なお金の現実』です。
みなさんは、FIRE(ファイア)って、ご存知ですか?
『火』のことではありません。
FIREとは、『「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉で、「経済的自立と早期リタイア」という意味』なんだそうです。
では、早期リタイアとは、何歳くらいのこと言うんですかね?
定義はないようですが、30代・40代でリタイアするって感じなんでしょうか?
では、いくらお金があれば、FIREできるんでしょうか?
FIREに必要なお金は?
この記事の中で、こんなことが書かれています。
『FIREに必要な資産は、ざっくりと年間支出の25倍とされています』
『1カ月20万円で生活できる人なら約6,000万円』
『相当大きな金額ですが、単純計算すると、このお金で生活できるのは25年間です』だって。
当たり前ですよね。
だって、年間支出の25倍のお金を貯めたわけですから、25年しかもたないわけです。
何言ってんだろう・・・
さらに、こう続きます。
『50歳でリタイアしたとしたら、75歳前後には資産0円になるということ』
『つまり、6,000万円では足りないということです』って。
もう、メチャクチャですね。
この記事を書いた人は、日本には、公的年金とかあるの知らないんですかね・・・
なぜ25倍なのか?
では、なぜ、FIREに必要な資産は、年間支出の25倍と言われているんでしょうか?
それは、簡単に言えば、こんな感じです。
◉『生活費を投資元本の4%以内に抑えることで資産が目減りせずに暮らせる』というアメリカ発祥の理論が元になっています。
◉年間支出の25倍まで蓄えた資産を年利4%で運用することが前提で、そうすれば不労所得だけで生活できるってわけです。
◉米国株式市場(S&P500株)は年間7%の成長率があり、そこから米国のインフレ率3%を差し引いても4%で運用できるんです。
なので、FIREは、働いてお金を稼ぎ、節約生活をやって、貯めたお金を株式投資で運用する。
その結果、年間支出の25倍まで資産を増やし、その後は、その運用益で生活するってことです。
もし、月20万円で生活する人が6000万円を持っていたらどうなるでしょうか?
月の支出が20万円なら、年間では、20万円×12か月=240万円になります。
一方、6000万円を4%で運用出来たら、240万円の運用益を手にすることが出来ます。
すると、元本の6000万円を減らすことなく、運用益で生活することが出来るってわけです。
しかし、デフレの日本においては、インフレ率はほぼ関係ありません。
とういうことは、アメリカ株で運用したら、もっと運用益を手にすることが出来るかもしれませんね。
このまま、デフレの方が良いのかなぁ・・・なんて。
最後に
FIREを目指している方で、投資をやっていない人はいないでしょうね。
だって、サラリーマンのお給料だけでは、FIREするのはかなり難しいですからね。
まあ、一部の超一流企業にお勤めなら、可能かもしれませんが・・・
若いうちから、少額でもいいので、株式投資をやっていれば数十年後には、とんでもないお金になると思います。
ちなみに、米国株式市場(S&P500株)に毎月30,000円を20年間(2000年~2020年まで)投資したとします。
すると・・・
投資金額720万円に対し、2020年の最終残高は、約3100万円になっています。
NASDAQ株なら、約9000万円になっています・・・
すごいですね。
今は、簡単に外国株も買えますから、便利になりました。
きっと、FIREをする人も増えるんでしょうね。
経済的自由を手に入れ、自分のやりたいことをやりながら生きていく。
とっても良いことじゃないですかね。
僕も、20代に戻れるのなら、FIREを目指すだろうなぁ・・・
もう、遅いけど・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました