こんにちは。たかです。
最近、預金封鎖に関する記事を目にすることが多くなりました。
煽り記事なんですかね?
預金封鎖が起こる理由は、『コロナで国債発行額が多くなったから』っていうのが多いですね。
でも、ホントに起こるんでしょうか?
たしかに、日本でも、過去に預金封鎖が行われたみたいです。
では、その時と比べてみたいと思います。
戦後に起こった預金封鎖
1946年に、日本で預金封鎖をやったそうです。
その時の政府の債務残高(借金)は、GDP比で260%だったそうです。
財政悪化のため、政府は金融緊急措置令を発表して、預金封鎖をやっています。
やり方としては、新円への切り替えを行なっています。
そして、同時に旧円を無効にしたんです。
すると国民は、旧円を預金して新円を引き出すことになります。
その時に、財産税をかけて、国民から税金を取ったんです。
その税率がヤバイ・・・なんと、25~90%だったそうです。
大金を持っていた人は、90%も国に持って行かれたわけです。
こうやって、国は国民からお金をむしり取って、財政を健全化したんでしょう。
今の日本は?
今の政府の財務残高は、GDP比で約240%くらいでしょうか?
かなり、戦後の時に近いですね・・・
政府も、『財政健全化』、『プライマリーバランスの黒字化』なんて言っていますので、預金封鎖をやりかねませんね。
しかも、2024年に新紙幣に切り替わります。
1万円札が、渋沢栄一さんでしたっけ?
これも、戦後の時と同じ状況です。
ん・・・なんだか、あやしくなってきました。
でも、戦後と今では、1つ違う点があると思うんです。
それは、『インフレ』です。
戦後は、かなりのインフレの状態でした。
戦争から人が戻ってきて、需要が高まっていたんです。
なので、国は、国民からお金を取り上げることで、インフレを落ち着かせようとしたんだと思います。
ですが、今の日本はデフレです。
国民が、お金がなくて貧しいんですね。
そんな時に、戦後のような事をやったら、どうなるでしょうかね?
おそらく、日本は、ボロボロになるでしょうね。
こんな言葉あるかどうか知りませんが、『ハイパーデフレ』になるんじゃないでしょうか?
たしかに、国民からお金を取り上げれば、財務残高は減るでしょうが、GDPは激下がりになるでしょう。
そうなれば、GDP比は改善しないかもしれません。
僕は、預金封鎖はしないと思いますがね・・・
お金をばら撒く
財務残高の対GDP比を改善したいのなら、財務残高を小さくするんじゃなくて、GDPを大きくしたらいいんじゃないですかね。
そうすれば、数値的にも改善します。
では、どうすればいいのか?
国民に直接、お金を配ればいいと思うんですが・・・
そうすれば、消費は活発になります。
消費が活発になれば、企業の設備投資も増えていくでしょう。
いいものが出来るようになれば、輸出も増えるかもしれません。
結果的に、GDPがどんどん大きくなるような気がするんですがね。
なので、逆に、国民からお金を奪うような事をしたら、国民は消費しなくなります。
すると、GDPは上がらないので、どんどん日本は縮小してしまうと思うんです。
最後に
最近、野党が編成されて、立憲民主党が大きくなりました。
ですが・・・
残念ながら、立憲民主党は、減税派ではありません。
当然、自民党も減税派ではありません。
ということは、日本は、減税されないってことです。
これって、ホントにヤバくないですかね?
国民が、『減税しない政党には投票しない!』って言わないと、政治家さんは、分からないのかもしれません。
ハイパーデフレにならない為にも、国民がひとりひとり、考えないといけないような気がしています。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。