こんにちは。たかです。
『マイホームがほしい病』にかかる人って、よくいますね。
僕が勤めていた会社にもいました。
友だちが家を買いはじめると、どうしても、欲しくなるんだそうです。
まあ、自分の好みに合せた新築の家を持つって、うれしいものかもしれませんね。
ですが、家って、ホントに高いお買いものですから、よーく考えたほうが良いです。
さて、今日、こんな記事を目にしました。
『38歳貯蓄なし。毎月赤字だが、それでも2800万円の住宅を購入』です。
えっ?
毎月赤字なのに、家を買うの?
しかも、貯金無し?
そう思われるかもしれませんが、別に特殊なご家庭じゃありません。
僕の周りにも、こんなご家庭ありましたから・・・
さて、どんな家計なんでしょうね。
毎月赤字家計
この記事に登場するご家庭は、旦那さん37歳、奥さま38歳で、6歳と2歳のお子さんが2人いらっしゃいます。
収入は、月に約26万円ですが、支出は約27万円かかっています。
支出のうち、家賃は5万7000円かかっているようです。
まあ、家族4人で家賃5万7000円なら安いですよね。
ですが、見事に、月に1万円は赤字になっているようですね・・・
当然ながら、貯金はゼロ円でございます。
ん~、この状況で、いくらの家を建てるつもりなのか?
借入額2800万円
今回、検討されている家は、土地と建物で2800万円かかるみたいです。
貯金はゼロですので、頭金はありません。
すべて、ローンってことになります。
仮に2800万円を35年ローンで返済すると、毎月の返済額は8万6000円になるんだそうです。
ってことは、今の家賃が5万7000円ですから、約3万円手出しが多くなります。
今でさえ、1万円赤字なのに・・・
FPさんのご意見は・・・
さすがに、FPさんも、今回のご家庭に関しては、家の購入を反対されています。
そりゃそうですよね。
毎月4万円は赤字になりますから。
固定資産税や家の修理代などを考えると、もっと、赤字額は多くなるでしょう。
さらに、子供さんが大きくなれば、学費がかかってきます。
もっと、お金が必要になりますからね・・・
無理してはいけない
僕の同僚で、赤字家計なのに家を建てた人がいました。
結果としては、家を手放すはめになったんですがね。
で、この同僚はどういう思考で家を建てたのか?
それはですね・・・
節約をすることでお金を捻出しようとしたんです。
どうしても家が欲しかったので、食費をおさえたり、レジャーをやめるなどして、お金を作ろうとしたんですね。
ところが、現実は、うまくいきませんでした。
家族から不満が出て来たり、計算どおりに節約できなかったり、最終的には、家をあきらめたみたいです。
最後に
『たかさん、これって、作り話でしょ!』って思われるかもしれませんが、ホントの話です。
『マイホームがほしい』ってなると、現実が見えなくなるみたいですね。
『節約すれば、なんとかなるんじゃないか?』とか『アルバイトを増やせば、買えるんじゃないか?』みたいになってしまうようです。
家を買う時は、十分に考えてから、実行したほうが良いですね。
そして、アーリーリタイアを検討している人は、現役時代には、家は買わない方が良いです。
家は、会社を辞めた後に、必要最低限の広さの家を購入した方が良いと思いますよ。
無駄に広い家があっても、あとで困るだけですからね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。