老後はお金がないからと言って家を売ってはいけないみたい・・・

 

こんにちは。たかです。

僕のライフプランでは、70歳で貯金は底をつき、その後は、年金のみで生きていくつもりです。

でも、そんなことが出来るんだろうか・・・

なんて、不安になる時もあるんです。

その時どうするか?

ひとつの選択肢として、『家を売ってしまう!』っという方法もあります。

ですが、これは、どうやら、得策ではないみたいですね。

仮に、70歳で貯金が無くなり、年金だけでは資金が足りず、毎月5万円の赤字が出ているとします。

そこで家を売ったら、2000万円を手に入れることが出来る。

さて、みなさんなら、家を売ってしまいますか?

家賃10万円だったら・・・

家を売って、2000万円を手に入れました。

そして、家賃10万円の家に住んだとします。

生活レベルは、変えないとします。

年金だけでは、毎月5万円の赤字です。

さて、あと何年生きることが出来るだろうか?

家賃10万円ですから、年間では120万円が必要になります。

さらに、生活費が月に5万円足りませんので、年間では5万円×12か月=60万円が生活費として必要です。

家賃と生活費で、120万円+60万円=180万円が、貯金から無くなっていくわけです。

ってことは、2000万円÷180万円=約11年で貯金が底をついてしまいます。

70歳+11年=81歳で、家なし、金なし状態になるってことです。

家賃が5万円だったら・・・

家賃を5万円に下げたらどうでしょうか?

僕の家の周りなら、5万円でも2LDKを借りることができます。

ちょっと、古くなりますけどね・・・

家賃は、年間で5万円×12か月=60万円ってことになります。

ですので、貯金から切り崩す金額は、60万円+60万円=120万円で済むわけです。

そうなると、2000万円÷120万円=約16年で貯金が無くなってしまいます。

86歳までは、生き延びれそうですが、寿命までギリギリですかね。

ん~、こう考えると、家を売ってお金を得ても、家賃で消えてしまうようです。

それだったら、他の方法を考えたほうがいいですね。

借りることができるのか?

もう一つの問題は、高齢者になった時、家主さんが、貸してくれるかどうかですね。

今後、高齢者が増えますから、家主さんも、仕方なく貸してくるかもしれませんが。

でも、もし、家を借りることが出来なければ、宿無し生活になって、外で寝泊まりすることになります。

それだけは、避けたいですね・・・

あるいは、リバースモーゲージという考え方もありますが・・・

知って得する リバース・モーゲージ: 高齢者の生活資金捻出の切り札 (22世紀アート)

最後に

『お金が無くなった=家を売る』ってことは、やめたほうが良さそうです。

ただし、施設にお世話になるようになったら、話は別です。

そうなれば、そんなに長くは生きないでしょうからね。

家を売ったお金で、施設で生活したほうがいいでしょう。

家族にも、経済的に面倒をかけなくてもいいですからね。

さて、ホントにお金が底をついたら、どうしようかな・・・

まあ、生活費を節約するしかないんですけどね。

あるいは、労働をしてお金を稼ぐか・・・

やっぱり、今のうちから、節約生活をするしかないな!

本日も最後までお付き合いありがとうございました。