こんにちは。たかです。
最近、『教育虐待』と言う言葉を、耳にするようになりました。
『教育虐待』とは、親が子に行ういきすぎた『しつけ』や『教育』のことをさすようです。
数年前、中学受験を控えた子供を、刃物で刺し殺すという事件が起こりました。
原因は、『子供が勉強をしなかったから、勉強をさせるため』だったようです。
なぜ、子供に勉強をさせるために、刺し殺してしまうのか、理解に苦しみますが、こんな事件が実際に起こっているんですね。
さて、なんで、そこまでして子供に勉強をさせたいのか?
その必要はあるのか?
考えてみました。
親が必死になっているだけ
『教育虐待』を見ていると、子供の方は、さほど勉強をしたいとは思っていません。
親の方が、必死になってるような感じがします。
『自分が出来たのに、なぜ、お前は出来ないのか?』とか『自分は出来なかったけど、子供には勉強させたい!』とか、親の勝手な思いだけのような気がします。
『偏差値の高い学校に行けば、明るい将来が待っている!』
『だから、今、勉強するんだ!』
そんな風に考えているでしょうかね?
親がヒートアップしているので、逆に子供の方は冷めきっている。
しかも、子供自身は、もっと別にやりたいことがあるのに、やらせてもらえない・・・
こうなると、子供はかわいそうですよね。
たしかに成功例もある
たとえば、スポーツの成果では、親が必死になってトレーニングをした結果、世界チャンピオンになったり、オリンピック選手になったりしています。
ですが、これは、ほんの一握りの親子だけです。
しかも、子供も親と同じくらいのやる気があった場合に、限られるような気がします。
勉学に関しても、子供にやる気が無かったら、やらせても意味が無いと思うんですがね・・・
我が家の子供たちはやる気なし
我が家には、2人の子供がおります。
既に、21歳と19歳ですので、『教育』なんて言葉は無縁になりましたが。
この子供たちは、まったく勉強しませんでした。
やるきゼロです。
夏休みの宿題なんか、最終日に一気にやっていましたからね・・・
そんな子供でしたが、自分の進路は見つけてくるものです。
好き勝手にさせておけば、いろんなものを見たり聞いたりして、自分の将来を決めてくるものです。
ですので、親が、『あーだこーだ』言わない方がいいと思いますね。
勉強させたその先に何があるのか?
僕が一番不思議なのが、『勉強した先に、何があるのか?』ってことです。
たとえば、『医者になる』とか『弁護士になる』とか、特別な資格が必要な場合は、仕方ありません。
ですが、いい大学に入って、いい会社に就職して・・・
そんな考えをしている親がいるのであれば、親の方が、勉強しなおした方がいいですね。
いい会社って、どんな会社か分かりませんが、もう終身雇用はなくなるわけです。
入社したからといって、ずっと働けるわけではありません。
もしかしたら、入社して5年目くらいに、『関連企業に転籍』なんてこともあり得るわけです。
もっと悪ければ、『希望退職』を強要されるかもしれません。
勉強して、偏差値の高い大学に行って、有名な企業に就職しても、その先は何にも保証されていない。
そのことを、親は勉強しないといけませんね。
最後に
子供には、やりたいことを思いっきりやらせてあげるのが、一番大事だと思います。
中には、『勉強がしたいから、塾に行きたい!』って子もいるでしょう。
そういった子には、経済的に出来る範囲で、行かせてあげれたらいいですがね。
でも、塾って高いですからね・・・
長男は、まったく勉強しませんでしたが、社会人になってから、いろんな勉強をしているようです。
興味が出てくれば、自然とやるものです。
その時が来るまで、遊んでおけばいいんじゃないですかね。
今日は、『教育虐待』と言う言葉を聞いたので、僕の思いを書いてみました。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。