こんにちは。たかです。
先日、勤めていた会社の同僚から、電話がありました。
彼は、まだ40代なんですが、転職を考えているみたいでした。
優秀な営業マンだったので、ちょっと、不思議でした。
このまま行けば、管理職になるのは100%間違いありません。
しかも、40代では、転職するには、かなりハードルが高いはず。
なのに、なぜ転職しようとするのか?
気になったので、その理由を聞いてみました。
そしたら・・・
降格人事が活発
この12月に、降格人事が発表されたそうです。
20代から40代の社員は、ほぼ、そのまま。
ところが・・・
なんと、50代は、ほぼ全員といっていいほど、降格人事になったそうです。
しかも、ひどい人は、2段階・3段階の降格があったみたい。
当然ながら、降格になればお給料・ボーナスは減ります。
そこで、会社が導入してきたのが、『早期退職優遇制度』です。
これは、降格された人が対象のようで、退職金を若干増やしてくれるみたいです。
僕も、『早期退職優遇制度』を利用して退職しました。
ですが、今回の制度では、僕の時より上乗せ金が少ないみたい。
ん・・・
きびしい時代になりましたね。
このままいても将来不安
元同僚の彼は、こう言うんです。
『たかさん、このまま、この会社にいても、僕だって、あと数年でお払い箱ですよ』
『だったら、今のうちに転職しようと思って・・・』って。
こういった降格人事や早期退職制度は、社員の士気を落としますよね・・・
まあ、経営状況が悪くなれば、仕方のないことかもしれませんが。
ですが、社員の士気が下がれば、さらに会社の業績は下がると思うんですがね。
辞めていく50代
では、降格になった50代の社員は、どうするのか?
彼曰く、『事務所にいる50代の半分は、辞めるみたいですよ』だって。
かなりのリストラになりそうです。
会社って、すごいですね。
無理やり降格させて、給料を減らし、目の前にニンジンをぶら下げて、会社をやめさせようとする。
ホントに、こんな会社、早く辞めておいて良かったと思います。
最後に
最近、いろんな会社が『早期退職制度』を実施しているみたいです。
東京商工リサーチによれば、2020年12月7日までに上場企業の早期・希望退職者募集が90社に達したそうです。
募集社数は、リーマン・ショック直後の2009年(191社)に次ぐ高水準なんだそうですよ。
募集人数は、約2万人弱・・・
これじゃあ、景気が良くなるわけありません。
今の時代、サラリーマンは安定した職業とは言えませんね。
いつ、クビにされるか・・・
やはり、自分で稼げる人が、いちばん安定しているのかもしれませんね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。