こんにちは。たかです。
昨日は、有給休暇をとって、単身赴任先の片づけをしておりました。
3月末で、会社を早期退職しますので、社宅を出ていかないといけません。
今の社宅には、4年、住んでいます。
4年も住んでいると、なんだかんだで、荷物が増えていますね。
3時間ほど、片づけをしたんですが、あんまり、進んでいません。
そんな中、1通の手紙を見つけました。
妻が、僕宛に書いた手紙です。
若いころは、僕は、仕事ばっかりで、妻と会話する時間は、ほとんど、ありませんでした。
なので、何か、僕に伝えたいことがあると、よく手紙を書いていたんです。
その中の1通が、残っていました。
どんな、内容だったか?
19年前のお話
その手紙は、19年前、まだ、長男が1歳半くらいの時のものです。
我が家の長男は、ホントに手がかかりまして・・・
小さい時から、グズってばかりで、手を焼きました。
『抱っこしてくれ』とか、『あっちに行ってくれ』だとか、わがままでしたね。
しかも、それが、四六時中なもんですから、妻は、大変だったと思います。
長女と比べると、愛情を欲しがるタイプだったのかもしれませんね。
そして、自己主張が強く、親の言う事は、まったく聞かない。
そんな子供でした。
その時の気持ちを、妻は、手紙で僕に、こう伝えていました。
『あたしが怒ってばかりで、スキンシップが足りないんだと分かるんだけど、出来ないんだよね』
『もっと、余裕をもって、冷静にならないとね・・』って。
この時の妻は、うつ状態に近かったと思います。
今、考えれば、『もっと、抱いてやればよかった』とか、『もっと、わがまま聞いてやればよかった』とか、思うんですが、その時は、一杯一杯だったんですね。
僕は何をしていたんだろう
こんなに妻が苦しんでいる時に、僕は、何をしてあげられたんだろう?
子育てを、妻にばかり、押し付けていなかっただろうか?
今となっては、反省しかできません。
その後、思春期になった長男は、いろいろと手がかかりました。
もう、母親では、コントロールできない状態までに・・・
その頃になって、やっと、僕は、子育てに参加したような気がします。
もっと早く、小さい時から、子育てに参加していたら、状況は変わっていたかもしれません。
終わってしまったことですが、ホントに、妻と子供たちには、申し訳なかったと思っています。
最後に
1通の手紙で、約20年前を思い出しました。
毎日、毎日、戦争のような日々でした。
僕は、ホントに大切な物が見えてなくて、『男は、仕事が出来ればいいんだ!』くらいの感じだったと思います。
家族という、一番、大切なものを、蔑ろにしていたんだと思います。
もう、同じ失敗は、したくありません。
これからは、心にゆとりをもって、妻や子供たちと、向き合いたいと思っています。
あちらさんは、『別に、向き合ってくれなくてもいい』って思ってるかもですが・・・
その為には、まず、僕自身が、幸せになっていなければいけません。
明るく・楽しく・優しく・感謝することを、実践しながら、子供たちにも、その大事さを伝えていきたいと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。