こんにちは。たかです。
16時くらいに、いつものとおり、愛犬君のお散歩に行こうと思い、首輪から鎖をはずしました。
いつもなら、散歩用のリードにつながれるまでジッとしているんですが、その日に限って、門の方にダッシュしていったんです。
『ん・・・どうしたんだろうか?』
そう思いながら、門の方に行ってみると・・・
なんと、門が開いていたんです。
この日は、ガスコンロの交換に来ていて、ガス屋さんが門を開けっぱなしにしていたんです。
愛犬君は、それを知っていたんだろうか・・・
あっという間に、愛犬の姿は、見えなくなってしまいました。
捜索開始
まあ、ほっといても、2~3時間くらいで戻って来るんですがね。
でも、車と事故でも起こしたら大変ですので、捜索を開始しました。
とりあえずは、いつものお散歩コースを探してみます。
すると、その途中に、車に乗った綺麗なお姉さんに声をかけれられました。
『犬をお探しですか?』
『あっちの方に、スゴイ勢いで走っていきましたよ!』
『一緒に探しましょう、車に乗ってください!』って。
でも、愛犬君は、どこにいるか分かりません。
お姉さんに迷惑をかけてしまいますので、遠慮させてもらいました。
今思えば、乗っておけばよかったかな・・・
小学生の目撃情報
お姉さんに教えてもらった方向を探していると、今度は、小学生が声をかけてくれました。
『おじちゃん、犬なら、あっちに行ったよ!』って。
いつも、散歩の時にすれ違う小学生の男の子です。
リードだけ持って、歩いていたんで、気がついたんでしょうか?
覚えてくれていたんですかね。
『ありがとう!』ってお礼を言って、男の子が教えてくれた方を探してみました。
すると、お次は、小学生の女の子が、『あっちの公園でウロウロしてましたよ!』って。
その公園は、お散歩コースの途中にあるんです。
その子にもお礼を言って、ダッシュで、公園に行ってみました。
そしたら・・・
なんだおまえ!
その公園に、愛犬君はいました。
クンクン、クンクンしながら、公園の中をウロウロしていました。
『○○(犬の名前)』って、名前を呼んでみました。
そしたら、こっちを向いて、こんな目をするんです。
『なんだ、お前!こっちに来るな!』みたいな。
もっと、自由に遊びたかったんでしょうね・・・
その気持ち、よ~く分かります。
でも、そのままにしておくことは出来ません。
僕が近づいていくと、逃げることはしませんでしたが、後ずさりをします。
『来るな!来るな!』って感じです。
でも、最後は、おとなしく捕まってくれました。
あ~、よかった・・・事故に遭わなくて。
約1時間の逃走劇でした。
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最後に
いろんな人に助けてもらいましたね。
綺麗なお姉さんに、2人の小学生。
久しぶりに、人のやさしさに触れることが出来たような気がします。
でも、捕まえた時の愛犬君の目を忘れることが出来ません。
なんだか、僕が、自由を奪ったような気がして・・・
愛犬君も、家にいれば、食べるものには困りません。
ですが、自由はまったくありません。
これって、なんだか、サラリーマンに似ているような・・・
会社にいれば、お金はもらえる。
でも、好きなことを自由にやることは出来ない。
家に戻ってきてから、脱走した愛犬君を見ながら、そんなことを考えてしまいました。
『おまえは、飼い犬と野良犬、どっちがいいのかな?』
『オレだったら、野良犬の方がいいかな・・・』
そんなことを、愛犬君に言ってしまいました。
今の僕は、食料をため込んだ野良犬みたいなものですかね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。