こんにちは。たかです。
『人生100年時代』っていう、テレビ番組を見ました。
『終の棲家をどうするか?』って言うのが、テーマでした。
長生きするのって、大変ですね。
ピンピンして、何かの病気で、コロリと死ねれば、家族にも迷惑かけずに済むんですが、そうもいかないようです。
今は、長生きですよね。
平均寿命って、男性で81歳、女性で87歳だそうです。
今後、要介護の高齢者も、どんどん、増えていくでしょう。
僕も、そうなるかもしれません。
最後は、どこで、生活するのでしょうか?
自宅で、自力で生活出来ればいいですが、要介護になれば、そんな事も出来ません。
ですが、要介護の高齢者が増えれば、入居できる施設が足りません。
現段階でも、そんなことが起こっています。
要介護認定が低いと施設に入居できない
テレビでやっていたのは、『サービス付き高齢者向け住宅』でした。
『介護付き有料老人ホーム』に入居できればいいですが、現在、希望者が多数で、入居するのは難しいようです。
しかも、費用も高い。
そこで、国が考えたのが、『サービス付き高齢者向け住宅』です。
入居の条件ですが、『原則として60歳以上 主に自立~軽度の要介護』のようです。
しかし、現状はちがうようです。
軽度の要介護者ばかり入居させると、施設が取れる、国からの報酬が低くなる。
そうなると、経営が出来なくなる。
しかも、認知症を患っていると、勝手に動き回るので、職員の手間がたくさんかかってしまう。
いわゆる、『徘徊』ですね。
そうなると、職員の数を増やさないといけないので、なおさら、赤字経営になってしまう。
そこで、施設経営者が考えるのが、『重度の要介護者』を入居させるってことです。
重度の要介護者は、動き回ることがありませんので、職員の手間は、だいぶ軽くなるようです。
しかも、国から取れる報酬は高い。
そうなれば、経営も黒字化するって事のようです。
認知症がネック
やはり、認知症があると、職員の手間を取らせているようです。
徘徊もそうですが、幻覚や幻聴など、いろいろと面倒な事を引き起こすんですね。
ですが、85歳以上になると、55%の人が認知症になるんだそうです。
半分ですよ。
これから、高齢者が増え続ければ、認知症患者であふれるんじゃないでしょうか?
認知症は避けたい
ガンになれば、いつかは、死が訪れます。
ですが、認知症では、命は落としません。
しかしながら、周りに迷惑もかけますし、何よりも、認知症患者本人が、一番辛いんじゃないでしょうか?
テレビ番組の中で、こう言ってました。
『長生きして、すみません。何も、悪い事してないんですがね・・・』って。
ほんとに、気の毒だと思いました。
僕自身、認知症になるかもしれません。
長生きも、リスクだと思いましたね・・・
ガンは神様がセットした最善の死に方かな?
ガンは、治療しなければ、必ず死にます。
しかも、あと、どのくらい生きていられるかも分かります。
たまに、外れるようですが・・・
死の宣告はつらいかもしれません。
ですが、残りの生き方を、自分でコントロールすることができます。
少なくとも、他の死に方よりは、死に間際の後悔は、少ないかもしれません。
最後に
僕の父親は、80歳で、ガンで亡くなりました。
治療も、1年半くらいでした。
看病していた母も、限界が来てましたので、ちょうどいいタイミングで、亡くなってくれたと思います。
僕も、そのくらいで、死ねればいいかなぁって、思っています。
人より、早く退職して、好き勝手やりますので、70歳くらいで死んでも、後悔しないかもしれません。
そう考えると、早めに仕事を辞めて、自由な生き方を始めて、早めに死んでいく。
これが、家族にも迷惑をかけず、自分も満足できるんじゃないか?って思います。
まあ、死ぬときじゃないと、気持ちは分かりませんけど・・・
あと、20年は、わがままに生きていこうと思います。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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