こんにちは。たかです。
今日、こんな記事をみました。
『老後破綻はしたくない!「退職金の運用」相談事例から学ぶ、やりがちな3つの失敗ポイント』です。
この記事には、こんなことが書かれていました。
『A男さん(75)は長年勤めていた大手企業を60歳のときに定年退職し、2500万円の退職金を受け取りました』
『金融機関の営業マンの「大きく増やせますよ」という言葉に心を動かされ、勧められるままに外国の株式に投資するタイプの投資信託などの金融商品に退職金全額を投資しました』
『ところが、直後にリーマン・ショックが起こり、相場は大きく崩れ、Aさんが運用に回したお金は1200万円まで目減りしてしまいました』
『焦ったA男さんは妻にばれる前に何とか損を取り戻そうと、目減りした1200万円をさらに高配当が望めそうなFX(外国為替証拠金取引)などハイリスクな金融商品に回しましたが、損失は膨らむばかり』
『運用を始めてから15年が経った今、退職金の評価額は800万円を切る状態になってしまいました』
さて、この方は、どうすれば損をしなくて済んだと思いますか?
売らなかったら?
この方は、『外国の株式に投資するタイプの投資信託』に投資をしています。
なので、おそらく、SP500に連動するようなタイプの投資信託じゃないかと思います。
だとすれば、リーマンショックになった時でも、売らずにジッとホールドしていたら、どうなったでしょうか?
リーマンショック直前の株価と2021年年末の最高値を比較すると、その差は、なんと3倍になっています。
ですから、もし、売らずに持っていたら、今では、2500万円×3倍=7500万円になっていたってことです。
慌てて売ってしまったので、1200万円に減ってしまったんですね・・・
やはり、ド素人が株で損をしない為には、『慌てて売らない』ってことだと思います。
ただし、ひとつだけ、条件がありますけどね。
条件とは?
では、その条件とは何か?
要するに、長期に上昇していく可能性のある投資先ならば、ずっとホールドしておけばいいわけです。
しかし、上昇しないのであれば、そうはいきません。
なので、長期的に上昇するであろう先に、投資をすればいいわけです。
でも、そんな投資先ってあるのか?
僕は、その投資先は、『市場全体』だと思っています。
株式市場には、必ず、投資マネーが入ってくる。
ですから、市場が落ち込んでも、いつかは、戻って来る。
そう思っています。
最後に
今、株式市場は冷え込んでいます。
もしかしたら、金融危機が起こるかもしれない。
そんな噂もあります。
ですが、もし、そんなことがあっても、いつかは復活するはず。
そう思って、買った株は売らない。
反対に、安くなった株を買い増しするくらいの方が、資産を増やせるかもです。
将来、株価が上がると信じることが出来るのなら、握りしめておきましょう。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。