こんにちは。たかです。
先日、姉が家に来たので、いろいろと話をしていました。
最近では、小学生にもお金の教育をするそうです。
ちなみに、僕の姉は、小学校の先生をしています。
子ども達にお金について教えないといけないので、先生たちも大変みたいです。
まあ、先生たちも、お金について教育受けていませんからね。。。
そこで、姉に、こう質問してみました。
『お金って、どうやって生まれるの?』って。
そしたら・・・
驚愕の答えが・・・
造幣局が作るんでしょ!
姉は、自信満々で、こう答えました。
『そんなの、造幣局が作るに決まっとるやろ!』だって。
これが、小学校の先生だと思うと、日本の将来が不安になります・・・
みなさんもご存じのとおり、造幣局は硬貨しか作れません。
紙幣は、印刷局で作られます。
しかし、僕が質問したのは、『どこで作っているのか?』ではありません。
『どうやって発生するのか?』ってことです。
残念ながら、姉は、お金がどうやったら発生するのか、知りませんでした。
これでは、赤字国債が国民の借金だと思っても、仕方ないかもしれません。
信用創造とは?
お金の発生を、具体的に数字で書いてみたいと思います。
もし、間違っていたら、すみません。。。
A銀行に預金が、総額100億円あったとします。
仮に、支払準備率が10%だったとしたら、A銀行は10億円(100億円×10%)を支払準備としてキープし、残りの90億円を貸し出しに回すことが出来ます。
この90億円をBさんがA銀行から借りたとします(借金ですね)。
そして、Bさんは、借金した90億円を、C銀行に預けたとします。
すると、どうなるのか?
A銀行の預金口座の通帳残高は100億円、C銀行にあるBさんの通帳残高は90億円になるんです。
ってことは、お金の総額は、190億円になったんですね。
あれ・・・A銀行からBさんに90億円を貸し出したので、A銀行の通帳残高は10億円になるのではないか?って思いますよね。
でも、そうじゃないんです。
なぜかと言うと、A銀行はBさんの通帳に『90億円』と書いただけなんです。
これが、お金が生まれる仕組み(信用創造)なんですね。
なので、『誰かが借金をすると、お金の量が増える』ってことです。
逆に言えば、借金を返済すれば、お金の量は減るってわけです。
最後に
僕の説明が悪いので、理解しづらいかもしれません。
すみません・・・
でも、お金とは、誰かが借金するとによって新たに発生します。
なので、もし、政府の借金を返済するのなら、企業か国民が借金してお金を作り出し、政府にそのお金を渡せばいいわけです。
すると、政府はそのお金で借金(国債)を返済することが出来ます。
でも、そんなことしたら、企業も国民も困りますよね。
だって、企業や国民が借金したら、返済しないといけないわけですから。
しかし、政府の借金は、すべて返済する必要はありません。
これは、安倍元総理も言っています。
国債の借り換えをすれば良いだけです。
これは、諸外国もやっている事です。
政府が財政出動をし、景気を刺激すれば需要も高まり、企業も投資をするようになるでしょう。
さらに、従業員のお給料が上がれば、国民も借金をして、住宅や車を購入するでしょう。
すると、さらに、借金が増えますので、日本中にお金が増えていくと思います。
その結果として、税収も上がるはず。
このような循環になればいいんですがね・・・
緊縮財政をやっている間は、お金は増えないので、ずっと貧乏のままですね。。。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。