こんにちは。たかです。
みなさん、貯金ってやってますか?
毎月いくらですか?
年に、どれくらい出来ていますか?
死ぬまでに、『1億円は必要だ!』なんて言う記事を見たことがあります。
でも、ホントでしょうかね?
今日、こんな記事を読みました。
『貯金1億円はどう作ればよい?なぜ1億円が目標なのか』です。
なかなか、興味あるタイトルだったので、読んでみました。
さて、どんな内容だったか?
1億円を持っているメリット:その1
この記事の中には、こんなことが書かれています。
『貯蓄を取り崩すという、銀行の残高が減っていく生活は不安との闘いです』って。
そこで、1億円あれば、そういった不安は無くなるってことなんでしょう。
でも、そうでしょうか?
1億円を持っていれば、それなりの生活レベルになると思います。
まさか、年間100万円生活なんかしませんよね。
もしかしたら、年間500万円を使う生活をするかもしれません。
そうなれば、20年で1億円は無くなるわけです。
ですので、たとえ1億円を持っていても、お金が減っていく不安がなくなるわけでは無いのです。
1億円を持っているメリット:その2
次に、こんなことも書かれています。
『余暇やレジャーにお金を費やす余裕もでき、第二の人生をアクティブに楽しむことができます』です。
たしかに、そうかもしれません。
ですが、お金を使った楽しみ方には、危険があると思います。
それは、『エスカレートしていく』ってことです。
ちょっと高級なホテルに泊まれば、次は、もっといいホテルに泊まりたくなるでしょう。
美味しい料理を食べれば、もっと美味しいものを食べたくなるでしょう。
そんな感じで、だんだん、もっと良いものを求めるようになるんじゃないでしょうか?
人間の欲は、キリがありません。
グレードダウンすれば、それこそ、楽しくないんじゃないですかね。
すると、当然ながら、お金がかかるわけです。
たとえ、1億円持っていても、あっという間に、無くなってしまうかもしれません。
身の丈に合った生活
要するに、『お金はいくらあっても、安心ではない!』ってことだと思います。
では、どうやったら、安心できるのか?
それはですね・・・僕は、こう考えています。
『持っているお金に合った生活をする』ってことです。
たとえば、1億円持っていても、年間500万円使えば、20年しか生きられません。
でも、年間250万円で生活すれば、40年は生きられるわけです。
もし、年間100万円で生活が出来るなら、100年は生きられます。
どれが、いちばん安心ですか?
『いくら持っているか?』よりも、『どんな生活をするか?』の方が、僕は大事じゃないかと思うんです。
ですので、持っているお金に見合った生活をすることが、大事になるんじゃないでしょうか?
1億円って、貯められるか?
さて、1億円を貯めるには、どのくらいかかると思いますか?
ちょっと、計算してみました。
仮に、毎年100万円ずつ貯金していきます。
その100万円を利回り3%で運用したら、47年で1億円が貯まります。
新入社員の時から始めれば、69歳で到達できますね。
でも、あまり意味無いですよね・・・
69歳で1億円持っていても、仕方なくないですか?
それこそ、持っているお金に見合った生活は、出来そうにありません。
もし、年間200万円だったらどうでしょうか?
同様な条件だったら、31年で、1億円を貯めることが出来ます。
新入社員の時から始めても、53歳くらいまでかかりそうですね・・・
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最後に
お金はあったに越したことはありません。
ですが、お金を貯めることが目的になっても仕方ありません。
だって、『お金は貯まったけど、何に使ったらいいか分からない!』ってことになります。
結局、使わずに死んでしまう・・・
お金を貯めることに費やした時間が、もったいないかもしれません。
僕は、お金は道具だと思っています。
ですから、使いもしない道具を持っていても、仕方ないんです。
必要な分だけあれば、それでいいんだと思っています。
僕には、1億円は必要ありません。
でも、あと1000万円はあったらいいなぁって思っています。
ですから、それを、死ぬまでに稼ぐだけです。
このくらいなら、なんとかなるでしょう。
お金ではなく、時間を大事にした方が、最後は後悔しないような気がします。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。