こんにちは。たかです。
先日、我が家のお向かいに住んでいるご主人から、こんなことを聞かれました。
『子供の学費って、いくらくらい貯めたらいいですか?』って。
まあ、お金のことを質問してくる方って、珍しいですよね・・・
実は、このご主人なんですが、昨年、赤ちゃんが生まれたばかりなんです。
男の子らしく、とっても、可愛がっています。
早速、この子の将来のことを考えているんだと思います。
さて、みなさんなら、いくら学費として準備しますか?
大学の費用のみ
実際に、僕が準備したのは、『大学の費用』だけです。
中学、高校は、毎月のお給料の中から、捻出しました。
子供が高校生くらいになると、ホントに、苦しかったですね。
交通費や交際費、部活動費などなど。
それから、食費です。
男の子なんか、『胃袋、壊れたんじゃないか?』って思うほど、よく食べますからね・・・
学費以外のものが、多く必要でした。
でも、こういった時期でも、大学の費用は貯めなければいけません。
もっと、学費って安くならないんですかね・・・
では、いくら貯めたのか?
ひとり1000万円
もし、県外の大学に進学すれば、生活費が必要になります。
おそらく、月に10万円くらいは、仕送りしないといけないかもですね。
まあ、アルバイトをすれば、もっと、少なくてもいいかもしれません。
ですが、とりあえずは、このくらいは考えておいた方がいいかも知れません。
ってことは、仕送りだけで10万円×12か月×4年=480万円になります。
それに、学費が必要になります。
私立理科系だったら、年に100万円は覚悟したほうがいいですかね。
そうなると、100万円×4年=400万円です。
仕送りと合わせれば、480万円+400万円=880万円ですね。
その他、引っ越し代とか電化製品の購入を考えれば、ざっと、1000万円は必要かもしれません。
まあ、この金額は、最悪に近いケースの試算ですけどね。
18年間で1000万円
出来ることなら、子供が18歳になるまでに、1000万円は貯めておきたいところです。
そうすれば、年を取ってから、自分たちが楽になります。
でも、18年間で1000万円を貯めるには、年間どのくらい必要なのか?
計算してみると、年間55万円を貯金していかないといけません。
月にすれば、約4万5000円です。
仮に、子供が2人いたら、毎月9万円を貯金することになります。
かなり、厳しいです・・・
老後資金に変わる
我が家の場合、長男は大学に行きませんでしたので、長男の学費は、僕らの老後資金です。
娘の分は、半分学費に使って、半分は、老後資金になっています。
僕が、会社を早期退職することが出来たのは、子供たちが大学に行かなかったからなんですよね・・・
もし、大学に進学していたら、いまごろ、必死こいて働いていた事でしょうね。
だって、老後資金は、ほとんど貯まっていませんでしたから・・・
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最後に
こんな感じのことを、お向かいのご主人に話したら、こう言ってました。
『え~、そんなに必要なんですか?』
『僕は、この家のローンもあるんで、ちょっと、それは無理ですね!』だって。
このご主人は、3年ほど前に、家を建てたばかりなんです。
なので、かなりローンもあるはずです。
その上、1000万円っていわれれば、落ち込んでも仕方ありません。
でも、もし、私立大学の医学部なんかに進学したら、そんなものでは足りません。
薬学部でも、同様でしょう。
子供の学費って、住宅ローン並みに、恐ろしいですよね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。