規制緩和とか改革って言葉、あまり好きじゃないなぁ・・・うそばっかり。

 

こんにちは。たかです。

新しい自民党の総裁が決まりましたね。

みなさんもご存じのとおり、岸田さんが総理大臣になりました。

個人的には、河野さんが総理大臣になるよりは、良かったと思っています。

なぜか?

おそらく、河野さんは消費税を上げるでしょうからね。

岸田さんは、当面、上げることが無さそうですから、経済には良いと思うわけです。

この状況の中、大坂の吉村知事が、こんなことを言ったそうです。

『岸田新総裁はもう規制緩和とか改革とかではなくて、民間が積極的にやっていくというより、ある程度国がコントロールするという考え方だと思いますが、僕はそう思ってない』

『岸田さんのやり方で日本が成長するとは思えません』だって。

ホントに、こんなこと言ったんですかね?

規制緩和と改革

そもそも、規制緩和とか改革って、何なんでしょうか?

規制緩和とは、『政府が特定の事業者や産業に対して行っている規制を撤廃、あるいは縮小すること』だと思います。

そして、改革とは、『 不完全なところを改めて、よりよいものにすること』

たしかに、吉村さんの言うとおり、規制緩和をやって改革したほうが良いように思います。

しかし、それって、今までやって来たんじゃないですかね?

大阪だって、『改革だ!』と言って、いろんな部署を削減していると思います。

そのおかげもあって、大阪では、コロナ感染拡大で医療ひっ迫に陥ったんじゃないでしょうか?

簡単に言えば、行政がお金を使いたくないから、民間に委託する。

その為には、規制を緩和しなければいけない。

規制緩和によって、ある一部の企業が参入できるようになり、儲けようとする。

企業が儲けようとすると、国民へのサービスが低下する。

結果、新規参入した企業は儲かり、国民のサービスは低下するだけ。

なので、改革したつもりが、改悪になっている・・・

これが、現実なんじゃないだろうか?

国の力も必要

今は、なんでもかんでも、民間の力を活用しようとします。

その結果、あまり良くない方向に行っているような気がします。

現に、日本の病院はほとんどが民間になっています。

民間の力を活用して、国立病院のベッド数を減らしていったわけです。

しかし、コロナ感染で日本はどうなりましたか?

コロナに感染して、今にも死にそうなのに、入院できない人が、たくさんいます。

なぜ、こんなことが起こるんでしょうか?

僕は、こう思うんです。

民間病院が、コロナ患者さんを受け入れないから。

では、なぜ、受け入れないのか?

きっと、儲からないからでしょうね。

さらに、風評被害も受けますし、医療スタッフの教育もしないといけません。

儲からないし、面倒だし・・・

民間がやるはずありません。

そこで、登場するのが、国の施設じゃないでしょうか?

そうなれば、国民は安心できると思います。

何があっても、国が国民を守ってくれる。

岸田さんには、こういった日本を作ってほしいと思います。

最後に

僕は、規制緩和とか改革と言った言葉は、あまり好きではありません。

一見、良さそうな感じはするんですが、事実は、そうではないからです。

『新自由主義』とか『小さな政府』から、脱却してほしいと思っています。

大きな政府で、国民の生活を守り、1日も早く、日本経済を立て直してほしい。

小さな政府になるのは、その後でもいいと思います。

しかし・・・

規制緩和をしてほしいのは、誰なのか?

みなさんは、どう思いますか?

きっと、アメリカや中国なんでしょうね・・・

そして、その国と関係の強い人たち。

一般庶民には、どうにもなりません。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。