こんにちは。たかです。
どうやら、ホントに、70歳まで働けるように、制度を変えていくみたいですね。
現在は、65歳まで継続雇用されますが、それが、70歳まで延長されるということです。
ですが、これって、意味あるんですかね?
もし、『社員が全員70歳まで働きたい!』って言ったら、経営者は雇うんでしょうか?
そんなことしてたら、人件費はとんでもない事になりませんかね。
高齢者にお金を払うのと、若い人にお金を払うのと、どちらを選択するでしょうか?
僕なら、未来のある若い人に投資しますね。
実際に、僕の知っている会社では、こんなことが起こっています。
55歳から給料減額
僕の友人が勤めている会社のことです。
その会社は、54歳の時に、65歳まで働くかどうか、会社に申請するそうです。
ほとんどの場合、許可されるそうなんですが、問題はお給料なんです。
仮に、年収600万円なら、60歳以降の年収は、約半分になるようなんです。
ってことは、60歳~65歳までは、年収300万円ってことになります
ところが、55歳から59歳の5年間の年収は、60歳からもらう年収分を減額されるんだそうです。
要するに、55歳~59歳の間に減らした分を、60歳~64歳の間に支払うってことです。
ですので、たとえ65歳まで働いたとしても、貰うお給料の総額は変わらないんです。
だれが、そんなところで、65歳まで働こうとしますかね。
しませんよね。
それが、会社の狙いなんです。
会社の本音は、高齢者には、やめてほしいんです。
でも、会社としては、ちゃんと、国の方針には従って、継続雇用制度は準備しているんです。
70歳になればどうなるか?
それでは、継続雇用が70歳になったら、どうなるんでしょうね。
おそらく、50歳からお給料が減額され、その分を60歳~70歳の間にもらうんじゃないでしょうか?
50歳と言えば、子供が大学なんかに行って、大変な時期です。
そんな時に、年収が減額になんかなったら、生活出来ませんよ。
たとえ、60歳以降にお金が入ってきても、間に合いません。
国の考えは、ちょっと、甘いような気がしますね。
もし、新入社員だったら・・・
みなさんが、新入社員だったら、この先に明るい未来があると思いますか?
あと48年間も働くんですよ。
どうしますか?
僕だったら、働かなくていいように、お金を貯めると思いますね。
そんな若者が増えたら、どうなるでしょうか?
結婚しますか?
子供作りますか?
そんなリスキーなことはしませんよね、普通は。
そうなれば、どんどん、人は減っていきます。
独身で、お金を貯めて、投資などでお金を増やして、少しでも早く、自由になろうと思いませんか?
そんなことしてたら、お金は循環しませんから、景気も良くなりませんよね。
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最後に
若い人が入ってくるような企業は、絶対に、再雇用などするはずありません。
余程、ずば抜けた才能や人脈があれば、別でしょうがね。
そんな人は、ほとんどいません。
ってことは、若い人が集まりにくい会社に、高齢社員が働きに行くことになるでしょう。
ん~、人手不足解消のためには、いいかもしれませんがね。
でも、そういった会社は即戦力じゃないとダメですから、大企業の社員は、使いものにならないでしょう。
これからは、大企業にお勤めの方は、苦労されるかもしれません。
もう、いっそのこと、働くのやめて、リタイア生活の方がいいかもしれませんね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。