こんにちは。たかです。
僕は、2019年3月末で会社を早期退職しました。
サラリーマン時代に貯めたお金と公的年金、生命保険の解約金で生きていく予定なんです。
ですが、その計画の中には、『介護費用』は含まれていません。
介護費用と言っても、『自分の介護』ではありません。
親の介護です。
中には、こう言われる方もいるかもしれません。
『親の介護費用は、親のお金でやるべき!』って。
たしかに、そのとおりだと思います。
でも、親がお金を持っていない時は、どうしたらいいんでしょうか?
今日、こんな記事を見ました。
『年金30万円の父が「老人ホームの請求額」に絶句。死を望み…』です。
さて、どんな内容なのか?
登場する方は?
80歳の男性です。
3歳年下の奥さまと3人のお子さんがいらっしゃいます。
60歳で定年され、その時の資産は、約7000万円ほどあったそうです。
このくらいあれば、老後は余裕でしょう。
しかも、年金は夫婦で月に30万円。
我が家だったら、貯金が1円も減らないかもしれませんね・・・
ところが、この男性は、大都市の中心部で交通の便のよい街に移り住みます。
なんと、購入した家は、3LDKの新築マンションです。
お値段、約4000万円・・・
まあ、貯金は7000万円ありますから、まだ、3000万円残っています。
年金も月に30万円ありますから、なんとかなると思ったんでしょう。
でも、そんな立派な家、老後の夫婦に必要なのかな?
介護の始まり
ところが、新居に移った数年後に、奥さまが認知症を発症します。
ここから、介護がはじまるわけです。
ですが、男性が介護をするのって、難しいですよね・・・
ってことで、奥さまを介護施設に入れることにします。
しかし、安い介護施設は入居待ちです・・・
仕方なく、民間の老人ホームに入れることになります。
でも・・・そのお値段がすごい。
一時入居金が2000万円、月の使用料は17万円です。
貯金は3000万円残っていましたので、一時金を払うと、残りは1000万円です。
月の使用料は17万円ですが、おむつ代や医療費など入れると、20万円くらいかかるでしょう。
月の年金は30万円ですから、この男性が使えるお金は、月に10万円くらいしか残りません。
マンションの管理費・修繕費などを払っていくと、月10万円では生活できないでしょうね・・・
結局、この男性は、貯金が底をつき、消費者金融からお金を借り、自殺を考えるまで追い詰められたようです。
介護がなければ・・・
もし、奥さまの介護がなければ、このようにはなっていなかったでしょう。
月30万円あれば、夫婦2人なら生活出来ますからね。
ですが、この男性の最大の間違いは、奥さまを、民間老人ホームに入居させたことかもしれません。
一時金2000万円、毎月20万円・・・
そんな額を負担すれば、借金生活になるのは目に見えています。
では、どうすればよかったのか・・・
僕にもよく分かりませんが、やはり、公的機関に相談することですかね。
まずは、『地域包括支援センター』に聞いてみることでしょうか。
実際に、介護をやったことがないので分かりませんが、親のお金で出来る範囲内で介護をするしかないんでしょうかね・・・
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最後に
僕の母の月の年金額は、約10万円なんだそうです。
つい先日、介護をされていた方に、こう聞いてみました。
『親の年金だけで、介護費用って賄えますかね?』
『ちなみに、月10万円くらいなんですけど・・・』って。
そしたら、こう返ってきました。
『たぶん、10万円だと厳しいと思うよ』
『安い施設もあるけど、なかなか入れないし』
『結局、子供が負担するしかないんよね・・・』だって。
ん~、この額だと、かなり、きびしいみたい・・・
ですが、僕も無職でお金はありません。
さて、どうしたものか?
今のうちから、準備をしておかないといけませんね・・・
息子は不安定だし、娘は学費がかかる。
親には介護費用・・・
なかなか、経済的に落ち着きませんね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。