こんいちは。たかです。
長男が今月で20歳を迎えました。今は県外で某企業で働いています。直接電話で話すことはないんですが、メールで誕生日おめでとう!を伝えました。
その日の夜に、ありがとう!って返信があり、お盆には帰省するみたいです。そのメールの中に、『野球を始めた』って書いてありました。
長男が小学生のころ、一緒にソフトボールを2年間やってました。今は少ないかもしれませんが、子供会のソフトボールチームに参加していたんです。
その県は、結構ソフトボールが盛んで、大会の時には何十チームも参加していました。
高校野球も強い県で、子供のころから野球に親しんでいるからですかね。サッカーよりも盛んだったような気がします。
今日は、一緒にソフトボールをした時のことを思い出しながら書いてみます。
監督の経験をさせてもらいました。
長男がチームに入ったのは、小学4年生の秋でした。僕の転勤が10月だったので、その頃ですね。
そこのチームは1軍と2軍があったんですが、生まれつき走るのがべらぼうに早かったので、1軍に入れてもらっていました。野球がうまかった訳ではないんですが・・・
それから、僕も時々練習のお手伝いに行ってたんですが、あまり積極的ではありませんでした。理由は、親同士の関係が結構面倒だったからです。
子供たちの人数も次第に増えて、上手な子も多くなりました。必然的に我が息子は2軍へ移動。5年生の時でした。これは、結果的には非常に良かったです。
長男が6年生になったときに、それまでの2軍の監督さんが転勤になってしまいました。幸か不幸か、よく練習の手伝いに行っていたのが僕だったので、監督を引き受けることになったんです。
ソフトボールを好きになってほしい!
僕の監督としてのモットーは、『ソフトボールを好きになる』でした。ですので、厳しい練習なんかしません。ボールを打ったり投げたり、走ったりして、楽しくやりたかったんです。
時には厳しく指導することもありましたが、基本的には難しい技術を教えることはしませんでした。
そんな時、息子がこういったんです。『試合で勝ちたい!』。
ちょっとびっくりでした。えっ、そんなこと望んでたん・・・?
6年生の子供たちとどうなりたいか?を話し合い
そこで、6年生の子供たちだけを集めて、これからどうなりたいか?って聞いてみました。そしたら、『試合で勝ちたい!』『大会でメダルがとりたい!』って言うんです。
ただ単に、ソフトボールでみんなで遊びたいのかと思ってたんですが、実は違ってたんですね。あまり、練習は好きそうではなかったんですが、結果だけは欲しかったんですね。
そこから、方向転換しました!
勝つための練習をやるぞ!
勝つための練習を始めたのが、夏休みからでした。猛暑の中、土曜・日曜は丸1日練習です。その為か、お手伝いのお父さん方はほとんど来なくなりました。トホホ・・・
そうですよね。自分のほうがバテバテです。僕1人で練習をやることもありました。
秋から大会が続くので、メダルを取るチャンスはありました。6年生の子供たちは、試合数があまりないことを感じていたんです。
やる気が出てきた子供たちは動きが違います。ダラダラしていた2~4年生を、6年生が指導するようになったんです。別に僕がやれって言ったわけではないんですよ。子供って凄いです。
メダルラッシュ
そして、秋から大会が始まりました。ここから、我が2軍の快進撃です。1軍チームと一緒に参加する大会も多かったんですが、1軍が負けて、2軍がメダルを勝ち取ることもありました。
最終的には、秋からの大会で5個くらいメダルを取ることが出来ました。
今となってはいい思い出です。
監督の時は、親御さんとの揉め事や避難されたりすることも、たくさんありました。もう監督やめようかな?って思ったこともあります。
ですが、多くのことを子供たちから教えてもらったような気がします。
目標が決まると、どんなにやる気のなかった子もがんばるんですね。別に無理をしているわけではありません。楽しそうにがんばるんです。
やらされ感はまったくありませんでした。やりたいことをやる!これが一番輝くために大切だと教えてもらいました。
息子のメールに野球を始めたって書いてあるのをみて、ちょっとだけ、うれしくなりました。こんど、帰ってきたときには、ソフトボールをやってた時の話をしたいと思っています。
最後に
やっぱり、やりたいことをやる。これが一番、人として良いことだと思いました。早期退職して、仕事から逃げているようですが、自分の人生を、もう一度見直して、やりたいことをいろいろと試してみたいと思います。
今日もまた、つまんない話でしたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。