こんにちは。たかです。
昨年は、早期退職者を募集する企業が増えました。
約1万人もの人が、リストラされたわけです。
僕も、その一人なんですがね。
世の中には、早期退職したのはいいんですが、その後の生活がメチャクチャになる人がいるようです。
今日、こんな記事を見ました。
『早期退職で大失敗→無職に…49歳・元大手メーカー社員の大誤算』です。
この記事の中に、早期退職をして、無職になってしまった人の実例が書かれています。
さて、その原因は、何なんでしょうか?
それさえ、しっかり押さえておけば、早期退職して失敗することはないと思います。
早期退職して失敗する人
早期退職した多く人は、こう思うんじゃないでしょうか?
『退職割増金をもらって、違う仕事をしながら生活していこう!』って。
ところが・・・
そうならない人がいるようです。
この記事によれば、こんな感じです。
・再就職先は決まったが、次の職場でうまくいかず、すぐに辞めてしまって無職になる。
・再就職先を決めずに退職してしまい、次の仕事が決まらず、無職のまま。そして、貯金が底をつく。
・起業したが、うまくいかず、借金を抱え無職になる。
いずれにしても、退職する前に描いていた生活とは、かけ離れたものになったんでしょうね。
では、原因は、何なんでしょうか?
僕は、こう思います。
大金を稼ごうとしている
失敗する人って、退職後も、多くのお金を稼ごうとしています。
ですので、再就職先の条件も、厳しいんじゃないでしょうか?
たとえば、『年収は、退職前より下げたくない!』とか『年収○○円以上!』とか。
40歳過ぎて再就職するのなら、贅沢なこと言えないんじゃないですかね。
条件が厳しいと、無職の期間が長くなっても、仕方ないような気もします。
安い給料なら、雇ってくれるところは、たくさんあるんじゃないですかね。
あるいは、起業して、何千万円も稼ごうとする。
大きく稼ごうとして、大きく始めてしまうから、借金を作るんじゃないでしょうか?
小さく始めれば、借金しなくても、今の時代、起業できると思うんですがね。
早期退職するならセミリタイアがいい
退職割増金をもらって、老後の資金が出来たとすれば、年金受給開始までの生活費を稼げばいいだけです。
貯金なんかしなくっていいと思います。
たとえば、65歳から年金をもらうとします。
45歳で早期退職して、退職金と割増金、それに、今までの貯金を合わせて2000万円を確保することが出来たとします。
そうなれば、既に、老後資金はあるわけです。
であれば、45歳から65歳までの20年間の生活費を稼ぐだけでいいと思います。
月の生活費が10万円なら、10万円分のアルバイトをすればいいだけです。
別に、年収とか正社員なんかに、こだわる必要はないんです。
生活費がかかる
ところが、早期退職する人の中に、『子供の教育費が必要』とか『家のローンが残っている』なんていう方もいらっしゃると思います。
そういった方は、早期退職しない方がいいです。
早期退職する条件が揃っていませんからね。
もし、早期退職するのであれば、次の職場を見つけてから、退職したほうがいいんじゃないでしょうか?
起業しても、うまくいくとは限りません。
うまくいかなかった時のことも考えてから、早期退職するべきでしょうね。
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最後に
『2000万円もらえるから、会社を辞めた!』っていう知り合いがいます。
2000万円って大金ですが、生活費としては、たいした額ではありません。
月に20万円使うのであれば、約8年分の生活費にしかならないんです。
退職前には、ライフプランを描いて、『退職後は、どのくらい稼がなければいけないのか?』を知る必要があります。
それが分かれば、『何をすればいいか?』、『何が出来るのか?』が分かります。
アルバイトなのか?
フルタイムなのか?
それとも、起業なのか?
あるいは、無職生活なのか?
目先のお金に惑わされて、人生が狂わないようにしてください。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。