こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を読みました。
『コロナで収入激減の40代夫婦が選んだ「生命保険解約」という危うい奇策』です。
内容的には、こんな感じです。
コロナの影響で収入が落ち込み、生活が苦しくなってきた。
日々の生活費の中で、削れるものは無いか?
通信費を見直したり、服を買うのを我慢したり。
それでも、まだ足りない。
そこで思いついたのが、『生命保険の解約』だったそうです。
では、すべての生命保険を解約してもいいんだろうか?
みなさんなら、どう考えますか?
今日は、『どんな生命保険に加入しておけばいいか?』について書いてみたいと思います。
死亡保障・高度障害のみでいい
結論からいうと、『死亡保障・高度障害』のみの保障で大丈夫だと思います。
基本的には、生命保険とは、残された人が困らない為のものです。
もし、大黒柱が亡くなってしまったら、残された子供たちや配偶者の方は、困ってしまいますよね。
あるいは、大黒柱が、何かの原因で高度障害になってしまった。
そうなれば、働くことが出来なくなるかもしれません。
そうすると、やはり、家族は困るわけです。
なので、最低、死亡した時と高度障害になった時に、お金がもらえるようにしておけばいいと思います。
そして、その保障額も、年々変わっていくはずです。
子供が小さい時は、保障額も大きくないと困ります。
でも、子供が大きくなれば、そんなに大きな保障は必要ないはずです。
なので、生活スタイルが変わった時は、生命保険を見直ししないといけませんよね。
医療保険はいらない
僕は、医療保険は必要ないと思っています。
日本には、高額療養費制度というものがあります。
これは、ひと月の医療費の自己負担額が、ある一定額を超えると、それ以上は後で払い戻しされるシステムです。
収入によっても上限額が違いますが、普通なら約8万円くらいが上限になるでしょう。
たとえば、医療費の自己負担金が10万円だったとします。
一旦、病院で10万円をはらいますが、あとから2万円は戻ってくるわけです。
なので、医療費で破産するなんてことは起こりません。
ただし、自由診療は別ですがね。
たとえば、医療保険を毎月5000円払っていたとします。
年間では、5000円×12か月=6万円です。
仮に10年間、医療保険を使わなかったら、6万円×10年=60万円を払っているだけです。
なんの恩恵もありません。
もし、その60万円を貯金しておけば、仮に入院しても医療費を払うことは出来ますよね。
だから、必要ないと思うわけです。
掛け捨てでいい
仮に、1500万円の死亡保障の生命保険に入ったとします。
おそらく、掛け捨てならば、月に数千円で済みます。
ですが、中には『掛け金がもったいない・・・』って方もいらっしゃるでしょう。
そういった方は、貯蓄型の生命保険にされると思います。
そうすると、掛け金が跳ね上がりますね。
おそらく、月に数万円は払わないといけません。
どちらがいいか?
僕なら、まずは、掛け捨てにします。
たしかに掛け捨ては、もったいないと思います。
でも、家計が苦しいのなら、仕方ありません。
そして、家計に余裕が出てくれば、貯蓄型にしますね。
そうすれば、掛け金を無駄にしなくて済みます。
さらに、貯蓄型の中でも、外貨建て保険にすれば、運用にもつながりますので。
最後に
いかがでしょうか?
日本人は、生命保険が大好きな国民らしいです。
僕も、そのひとりなんですがね。
でも、やみくもに加入しても意味ありません。
大事なのは、『なぜ、その保険に加入しているか?』ってことです。
中には、がん保険に2本も加入していたりする人がいます。
がんになっても、そんなにお金は必要ありません。
なので、一度、保障の中身を確認して、不要なものは止めたほうがいいですね。
その分、株でも買った方がマシだと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。