早期退職してから農業で生きていけるか考えてみた

こんにちは。たかです。

会社を辞めてからやりことは『ものを育てること。そして収穫があること』って昨日の記事に書きました。その中で、農業がいいんじゃないかって思ったんで、少しだけ調べてみました。

僕の先輩にも、退職後には農業がやりたいって人がいましたし、『人生の楽園』でも、楽しそうな早期リタイア夫婦がよく出てますよね。みなさんも興味ありませんか?

でも、調べてみたら、現実はそんなに甘くないようです。

農地、農機具、倉庫などの準備が必要

そりゃそうですよね。自分の庭でできるわけありませんし、小さなスコップで耕すわけにもいきません。

農地に関しては、農地バンクってところで借りれば良さそうですが、当然賃料が発生しますから、コストはかかりますね。

最近は、高齢農家が土地を国に貸し出しているようです。それを借りるわけですね。

農機具は中古でも高いですね。トラクターなどは100万くらいします。安いものでも50万くらいですから、初期費用は結構かかりそうですね。

ですが、何かお店を開店するとなると、1000万くらいはかかるでしょうから、農業を始めるのにも、そのくらいは覚悟しないといけませんね。

農業の技術が必要

植えっぱなしってわけにはいきませんから、それなりの専門知識・技術は必要です。

各自治体で農業に関する知識とか、技術なんかの研修体制があるようです。この制度を使えば、いきなり素人で始めるよりはいいですね。

ちなみに、僕の出身地の福岡県を調べてみたら、自治体が出している『就農心構えチェック』ってのがありました。一部の抜粋ですが、こんなかんじです。面白いですよ。

①農業は肉体労働です。風雨や炎天下、極寒の中の農作業も求められます。健 康・体力には自信がありますか。

②農業は繰り返しの作業が多い仕事です。コツコツと根気よく作業をやり抜くことは、苦になりませんか。

③農業は繁忙期と農閑期があり、土日など休暇が定期的に取れない場合や残業が続く場合があることを承知していますか。

④農作業は皆で協力して行う作業も多く、また、出荷調製などは長い時間他人と一緒に作業する必要があります。他人とのお付き合いは、苦になりませんか。

なんか、サラリーマンやってるのとあんまり変わらないですね・・・会社入るときにも、このチェック表使ったほうがいいと思う。

やっぱり、人付き合いは重要みたい

さっきの就農心構えチェックにもありましたが、他人との付き合いが苦になる人は難しそうです。

特に農業をやっている地域は、先祖代々、田畑を守ってきた人ばっかりでしょうから、よそから入っていくには相当の決心が必要ですね。新参者として、最初はよそ者扱いでしょうし、冷たくされたりしたら心が折れそうです。

その他、草取りとか神社の掃除とかいろいろありそうです。お祭りなんかも大変でしょう。新参門は率先して、みんなが嫌がることをやらないと仲間になれなかもです。

農業は無理だと感じました・・・

『人生の楽園』なんかを見ていると、田舎に行ってその土地の人たちと楽しく過ごされていますが、うまくいっている一部の方なんだとわかりました。

そういえば、つい最近、退職後に田舎に引っ越して農業をやっている先輩に会うことがありました。先輩といっても、年金をもらっているくらい上の方です。

その方曰く、もし年金がなかったら、とっくにあの世に行っているって言われてました。農業では生活は出来ないそうで、趣味として農業をやっているようでした。

ですが、全く可能性が無いわけではなく、農業で生きていける条件が揃っていれば大丈夫みたい。

それは、実家が農家であること。農地や農機具を持っていて、地域の人達と顔見知りであれば、サラリーマンを辞めて戻ってきても、何とかなるかもしれない。

いわゆる、後継ぎじゃないとダメなんですね。

早期退職してやりたいことは農業から家庭菜園へ

大掛かりなことはやめることにしました。やはり、僕は家の庭で家庭菜園をつくって、自分の食べる分の野菜を作っていきたいと思います。

それすらやったことないので、だれか師匠を見つけないといけません・・・

もっと早めに気づけばよかった・・・キュウリ植えときゃ良かった!

最後までお付き合い頂きありがとうございました。