こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『38歳会社員、貯蓄8200万円。労働で精神的・肉体的に疲弊し、今の働き方をいつまで続けるか……』です。
38歳の会社員が、貯蓄8200万円ですって・・・
すごくお給料の高い会社にお勤めなんでしょうね。
だからなんでしょうか?
この方は、精神的・肉体的に疲弊しているようで、より負担の少ない働き方を考えているんだそうです。
どんなにお給料が良くても、疲弊するような毎日を送っていたら、なんのために生きているのやら・・・って感じになりますよね。
ってことで、この方が、いますぐ完全リタイアすることができるかどうか、考えてみました。
登場する方は?
38歳の独身男性です。
貯金は、投資も合わせれば、8200万円お持ちのようです。
その他、確定拠出年金に1000万円の積み立てがあるそうです。
すべてを合計すると、約9200万円あるってことです・・・
マジで、すごいです。
公的年金は、勤務年数が少ないですから、あまり期待できないでしょうね。
支出は?
一方、支出は、こんな感じです。
・住居費:16万円
・食費:5万円
・光熱費:1万8000円
・通信費:5000円
・趣味娯楽:6万円
・教育費:1万3000円
・雑費:5000円
・保険料:1万円
合計すると、約32万円になります。
年間では、32万円×12か月=384万円が必要になります。
一人暮らしで月に32万円って、すごいですね。
では、仕事を辞めて、この生活を継続したら、どうなってしまうんでしょうか?
すぐに無くなる・・・
生活費をすべて貯金でまかなったとしたら、どうなるか?
年間の生活費は384万円ですから、9200万円÷384万円=約24年でお金は無くなってしまいます。
24年後ですから、38歳+24年=62歳で無一文になるわけです。
今の生活レベルを保ったまま生きていくことは、無理かもしれませんね。
逆に、この男性が90歳まで生きるには、年間でいくら使うことが出来るんでしょうか?
この男性は38歳ですから、90歳まで、あと52年あります。
ってことは、9200万円÷52年=約180万円になります。
年間、180万円で生活することが出来れば、90歳まで生きることが出来そうです。
ん・・・
僕なら、可能な数字ですね。
僕ならこうする
僕なら、こうすると思います。
まず、引っ越しをしますね。
田舎に行けば、家賃6万円で新築のワンルームに住むことが出来ます。
しかも、駐車場付きで。
すると、月20万円もあれば、生活できると思います。
すると、年間の生活費は20万円×12か月=240万円で済みます。
確定拠出年金を除いた8200万円を使って生活したとしたら、8200万円÷240万円=約34年で貯金が底をつきます。
すると、この男性は38歳+34年=72歳になっています。
一方、確定拠出年金は、どうなっているんでしょうか?
もし仮に、年利5%で34年間、運用出来たとしたら、どうなっているんでしょうか?
積み立てていた1000万円は、34年後には、約5400万円になっています。
72歳で5400万円の貯金があれば、死ぬまで、お金の心配はいりませんよね。
ってことで、僕なら、いますぐ、仕事を辞めると思います。
最後に
この男性のように、精神的・身体的に疲弊しているようなら、仕事は変えたほうがいいと思います。
一旦仕事から離れて、再スタートすれば良いんじゃないでしょうかね。
この男性の場合、生活レベルを落とすことが出来れば、経済的自由を手に入れている状況にあります。
なので、働かなくても良いわけです。
そして、もし、働きたくなったら、また働けばいいわけです。
38歳で自由になれる・・・
うらやましいですね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。