こんにちは。たかです。
先日、こんな記事を書きました。
『いくらあれば、月5万円の不労所得を得ることは出来るのか?かなり現実的!』です。
ご興味ある方は、ご覧いただければ、うれしいです。
この記事の内容を簡単に言えば、こんな感じになります。
『S&P500に連動するETFに、1994年に600万円を一括投資したら、毎月5万円ずつ取り崩しても、27年間、資産が枯渇することはない』
『枯渇するどころか、資産は600万円から1000万円に増えている』
すると、ブログ読者の方から、こんなメールがありました。
『もし、ITバブル崩壊時に一括投資してしまったら、どうなるんですか?』って。
たしかに、かなり運が悪い人は、そんなことが起こるかもしれません。
ということで、今回は、ITバブル崩壊直前に投資をしてしまったら、月5万円の不労所得を得ることが出来るかどうか、検討してみました。
ITバブル崩壊時に一括投資
それでは、ITバブルが崩壊した2000年に、600万円を一括投資し、毎月5万円を切り崩したとします。
すると、どうなるか?
2000年:486万円
2001年:370万円
2002年:236万円
2003年:232万円
2004年:193万円
2005年:140万円
2006年:96万円
2007年:41万円
2008年:0円
残念ながら、600万円を投資しても、2008年に資産はゼロになってしまいますね・・・
やはり、2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックの影響は、大きいですね。
では、いくら投資すれば、資産を枯渇させずに不労所得を得ることが出来るんでしょうか?
厳しい結果に・・・
みなさんは、いくら投資したらいいと思いますか?
いろいろと検討した結果・・・
なんと、1200万円を投資すれば、なんとか月5万円の不労所得を得ることが出来そうですね。
不労所得の合計は、5万円×12か月×22年==1320万円になります。
しかし、2021年の資産は、1200万円を投じたにもかかわらず、375万円になっています。
なので、1200万円ー375万円=825万円を失ったわけです。
ってことは、切り崩した分と合わせると、1320万円-825万円=495万円の利益ってことになりますね。
まあ、これでも、十分いい成績だと思います。
だって、ITバブル崩壊とリーマンショックの2回の大暴落を受けたわけですからね。
最後に
投資をして資産を増やしたあと、どうやって資産を切り崩していくか?
いわゆる、『出口戦略』についても、考えておかないといけませんね。
今、僕が考えている出口戦略は、こんな感じです。
『含み益が出ていれば、その中から、月5万円を切り崩していく!』です。
暴落を喰らって、含み損になったら、その時はジッとがまんして、資産が減らないようにする。
含み損が出ている時に、切り崩しをしてしまうと、一気に資産が減ってしまいますからね。
でも、この方法だと、暴落時には不労所得を得ることが出来ません・・・
ん~、なかなか、難しい問題です。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。