こんにちは。たかです。
2019年は、早期退職者の募集をする会社が多かった年です。
来年は、どうなることでしょうか?
もっと、増えていくんでしょうか?
今年だけでも、約1万人のサラリーマンが、リストラをされたわけです。
僕も、その中のひとりなんですがね。
経団連の会長さんが、こんな事を言われています。
『新卒一括採用や終身雇用、年功型賃金といった慣行は、必ずしも時代に合わないケースが増えている』って。
要は、『終身雇用、年功序列は、もう、無理だよ!』ってことなんでしょうね。
年功序列がなくなったら
年功序列とは、『勤続年数や年齢といった要素を重視して、組織の中で役職や賃金などを決定する慣習や人事制度こと』と言われています。
年を取るにつれて、お給料は上がるし、役職も上がるってことですね。
では、仮に、年功序列がなくなったら、どうなるんでしょうか?
若くてもお給料は高くなるし、役職にも就くことが出来るってことですね。
逆に言えば、どんなに年をとっても、お給料は上がらないし、役職もつかない。
こんなところでしょうか?
そうなれば、有能な人は、若くして高い収入を得ることが出来ます。
一方、僕のようなダメ社員は、ずっと、安月給ってことでしょうね。
ってことは、有能な社員は、アーリーリタイアをやりやすくなります。
だって、すぐにリタイア資金を貯めることが出来ますからね。
終身雇用がなくなったら
終身雇用とは、『企業が従業員を、生涯(入社から定年まで)にわたり雇用する制度のこと』と言われています。
一旦、入社してしまえば、事件を起こさない限りは、定年まで雇ってくれるってことですね。
ですが、これは、既に崩壊し始めています。
『早期退職者の募集』をいろんな企業が始めましたからね。
ですが、今後は、強制的に退職させることが出来るようになるんじゃないでしょうか?
ダメ社員は、クビきりをすることが出来る。
企業としては、有能な社員のみ雇用することが出来るようになるわけです。
そして、その中でも特に有能な社員には、役職と高い報酬を与えるようになるのでしょう。
有能な社員は、より報酬の高い企業を渡り歩くことが、今よりもやりやすくなるでしょうね。
ってことは、益々、アーリーリタイアをやりやすくなります。
僕みたいな社員もリタイア
僕みたいなポンコツ社員も、アーリーリタイアをするようになると思います。
なぜか?
だって、会社から追い出されるわけです。
そんなポンコツ社員を、どこの会社が引き取ってくれますか?
必然的に、リタイアするしかないじゃないですか!
そして、だれでも雇ってくれるような、低賃金のアルバイトをしながら、ひっそりと生きていくわけです。
会社に残って仕事が出来るのは、有能な社員のみ。
あとは、必要ないんです、ホントは。
今だって、『早期退職者の募集』をして、社員をリストラしたいんですよね、企業としては。
社員が多すぎるわけなんです。
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最後に
これからは、個人と会社の間で、契約を結ぶような形になるんじゃないでしょうか?
たとえば、『私は、営業職しか致しません』みたいな。
ある意味、プロフェッショナルとして、採用される。
それ以外の仕事をすることは無い。
日本の総合職って、何でも屋さんになっているんです。
そして、何もできないんです。
『営業やりました、経理もやりました、総務も経験しました、でも、これといって、何もできません』みたいな感じです。
これからは、『その道のプロ』として採用され、高い報酬を受け取り、ダメならクビになるでしょう。
逆に、報酬が低いと思えば、他社に行けば良いだけです。
そして、その中には、アーリーリタイアを目指す人が出てくるんじゃないかと思います。
そして、悠々自適な生活を送るんです。
あ~、そんな時代に生まれなくて良かった・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。