こんにちは。たかです。
自民党の総裁選挙が活発になってきましたね。
だれが、なにをやるのか?
これからの日本の方向性を示してくれるわけですから、国民はちゃんと聞いておかないといけませんよね。
そんな中、河野さんが、こんなことを言っていました。
『年金に最低保障は必要だ』
『年金の最低保障部分は保険料ではなく、税でやるしかない』
『応分に能力のある人に負担してもらうことを考えると、消費税がいい』だって。
さて、みなさんはこの発言を聞いて、どう思いますか?
今日は、僕の意見を書いてみたいと思います。
最大のテーマ
河野さんは、こうも言っています。
『政策は優先順位をつけてやっていかなければならない』
『何か一つ選べと言われたら、私はまず日本の年金』
『年金制度を守るんじゃなくて、将来の年金生活が守れるような年金というのが大事だと思ってます』って。
年金って、僕ら世代の人からすれば、大切なことです。
『今の制度のままで、大丈夫なんだろうか・・・?』って思ってますよね。
この辺りに切り込んでくれるのは、非常に頼もしいと感じます。
しかし・・・
財源は?
今の年金の制度は、こんな感じだと思います。
『日本に住む20歳〜60歳の人たちが保険料を払い、そのお金を高齢者に年金として給付する仕組み』
ザックリですがね・・・
ですが、この制度のままでは、財源がどんどん減っていきます。
だって、20歳~60歳までの人が、どんどん減っていきますからね。
そうなると、年金制度自体が崩壊してしまうわけです。
すると、高齢になって収入が無くなった時、生活出来なくなります。
では、どうしたらいいのか?
そこで、河野さんは、『消費税で財源をまかなう』と言っているんです。
景気後退
僕としては、消費税で年金の最低保証部分をまかなうのは反対ですね。
なぜか?
今まで、何度も消費税を上げてきました。
その結果、その度ごとに消費が落ち込み、景気が悪くなっていったんです。
これは、事実だと思います。
景気が悪くなると、国民の所得は上がらず、税金ばかり上がって、生活は苦しくなります。
そうなれば、さらに消費は落ち込みますから、消費税収も上がっていきません。
税収が上がらないと年金が払えませんから、消費税率を上げるしかないわけです。
すると、さらに景気は悪化するわけです。
まさに、悪循環って感じですよね。
国民が安心してお金を使える
僕が大事だと思うことは、国民の所得が上がること。
そして、継続的に収入が見込めること。
こうなれば、国民はお金を使うようになると思います。
国民がお金を使えば、企業の業績も良くなり、お給料も上がると思います。
そして、リストラされることなく、安定雇用され、安定的に収入があるとなれば、さらに国民はお金を使うんじゃないでしょうか?
どんなにお給料が良くても、来年はクビになるかもしれないと思ったら、誰もお金使いませんよね。
僕なら、心配なので貯金に回すと思います。
もし、将来の年金が月30万円って約束されていたら、老後のためのお金って、そんなに要らないですよね。
若いうちに貯金なんかせず、どんどん使っておいてもいいわけです。
しかし、今は老後のお金が不安だから、みんな貯金しているんだと思います。
最後に
年金問題を解決するのは、なかなか難しいと思います。
国債を発行して、そのお金を高齢者に支給する。
これも、ひとつの方法だと思います。
しかし、インフレがどんどん進んでいけば、この方法は出来ません。
まあ、この時、税収が上がっていれば、税金から年金を払うってことも出来るのかもしれませんがね・・・
だれが総理大臣になるのか知りませんが、最低でも、消費税を上げるなんてことはやってほしくないですね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。