お金の心配をするのなら、まずは計算するしかない。必要な分だけ稼げばいい。

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『41歳貯金1500万円。娘が中学受験をすることになり、お金について不安で眠れません』です。

どうやら、お子さんの教育費が増えていくことに不安を感じているようです。

私立中学、私立高校、私立大学に進学するとなると、かなり学費が高いですからね・・・

しかも、医学部や薬学部に行ったら、さらに高くなります。

でも、不安ばかり抱えていても仕方ありません。

大事なことは、しっかり計算して、お金の準備が出来るかどうかってことです。

そこで、このご家庭の教育費や老後資金について、計算してみました。

登場するご家庭は?

旦那さん44歳、奥さま41歳、10歳のお子さんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんが25万円、奥さまが18万円です。

合わせれば、月に約43万円の収入があります。

ボーナスは、年間で約150万円あるそうです。

世帯年収にすれば、約800万円くらいでしょうか。

貯金は、約1500万円ほどお持ちのようです。

支出は?

一方、支出はこんな感じです。

・住宅費:6万2500円

・車両費:7000円

・食費:4万円

・光熱費:2万2000円

・通信費:1万円

・趣味娯楽:5000円

・教育費:5万5000円

・こづかい:2万5000円

・雑費:2万円

・保険料:3万3000円

合計すると、約28万円になります。

さて、この状況で、お子さんの学費、老後資金を貯めることが出来るんでしょうか?

住宅費

このご家庭は、15年前に家を購入されています。

その住宅ローンの残高は、約200万円です。

もし、このローン残高を貯金で一括返済したら、どうなるでしょうか。

貯金は、1500万円ー200万円=1300万円になります。

一方、月の生活費は、28万円ー6万2500円=約22万円になります。

かなり、生活費が安くなりますよね。

60歳まで働いたら

仮に、旦那さんが60歳まで働いたとします。

現在、旦那さんは44歳ですから、あと16年働くことが出来ます。

すると、月の収入は43万円、生活費は22万円ですから、43万円-22万円=21万円を貯めることが出来ます。

旦那さんが60歳になるまでに、21万円×12か月×16年=約4000万円を貯金することが出来ます。

これだけではありません。

さらに、ボーナスから、年間50万円を貯金しているようです。

ってことは、ボーナスだけで、50万円×16年=800万円を貯めることが出来ます。

今の貯金も合わせれば、1300万円+4000万円+800万円=6100万円を貯金することが出来るわけです。

学費と老後資金

では、お子さんの学費はどうなるんでしょうか?

仮に、中学・高校・大学、すべて私立に進学したとしても、2000万円あれば良いと思います。

すると、老後資金としては、6100万円-2000万円=4100万円が残るわけです。

このくらいの老後資金があれば、楽勝じゃないですかね。

これで足りないのであれば、どこかに問題があるとしか思えません・・・

 

最後に

やみくもに、将来のお金に不安を感じる人が多いみたいです。

ですが、大雑把でもいいので、将来必要になるであろうお金を計算してみれば、お金に対する不安は、かなり軽減されると思います。

そうすれば、無駄な節約をしなくて良いですし、無理に収入を上げようとしなくてもいいわけです。

必要な分だけ稼いで、必要な分だけ貯める。

その他のお金は、使っていいんじゃないですかね・・・

僕は、そんな風に考えています。

みなさんは、どう思いますか?

本日も最後までお付き合いありがとうございました。