年収380万円で家を買うとすれば、どのくらい借り入れできるか?

 

こんにちは。たかです。

家賃をずっと払うのであれば、家を買った方がいいんじゃないか?

そう思って、家を購入された方も多いと思います。

たしかに、僕もそう思います。

仮に、家賃を月に10万円払ったとすれば、年間では、120万円になります。

それを20年続けたら、120万円×20年=2400万円ですからね。

2000万円くらいの家なら、購入可能なわけです。

計算上は・・・

今日、こんな記事を目にしました。

『31歳貯金500万円。1日に使える食費500円で、さすがにわびしいです』です。

この方は、『家賃負担を下げるために、家を購入した方がいいんじゃないか?』と考えられています。

では、どのくらいの家を購入することが出来るんでしょうか?

登場する方は?

31歳の独身男性です。

月の収入は18万円、ボーナスは90万円あるんだそうです。

年収にすれば、約380万円くらいでしょうか?

貯金は、投資も含めれば、500万円あるんだそうです。

支出は?

一方、支出の方は、こんな感じです。

・家賃:6万5000円

・食費:2万円

・交通費:1万円

・交際費:1万5000円

・通信費:1万5000円

・光熱費:1万円

・美容:5000円

・医療費:5000円

・その他:1万5000円

合計すると、16万円になります。

かなり、節約生活をされているように思います。

月の収入は18万円ですから、月に2万円は貯金出来ていることになります。

たしかに、住宅費が、かなり負担になっていますね・・・

もう少し、安ければ、もっと生活も楽になるかもしれません。

とはいえ、この状況で、家を購入することは出来るのか?

ちなみに、ボーナスは、ほとんど貯金をされているようです。

借入可能な金額は?

仮に、65歳まで、今の収入が続くと仮定します。

そして、支払金額は、今の家賃並みとして、借入可能な金額を計算してみました。

すると、月の支払額5万8000円、34年ローンを組んだとすれば、借入可能な金額は約2000万円ということになります。

マンションの管理費・修理費を含めても、おそらく、月6万5000円くらいの支出で、おさまるんじゃないでしょうか。

ん~、このまま賃貸が良いのか?

それとも、家を買って支払いを続けたほうが良いのか?

老後資金は?

月の貯金が2万円ですから、年間では、24万円ってことになります。

さらに、ボーナス90万円を全額貯金すれば、24万円+90万円=114万円を貯めることが出来ます。

これを、65歳まで続けることが出来れば、114万円×34年=約3500万円を貯金することが可能です。

これに、現在の貯金500万円を足せば、約4000万円が老後資金となります。

これだけあれば、余裕の生活が送れそうです。

ですが・・・

この方の生活は、かなり、節制していますよね・・・

これを65歳まで続けることが出来るのか?

そこが、ちょっと、不安ではあります。

僕なら・・・

この状況で家を買うのは、ちょっと、不安ですね・・・

あと5万円くらい、お給料が高ければ、考えるかもしれませんが。

僕ならば、もっと家賃の安い家に引っ越しをすると思います。

そうすれば、生活にも余裕が出来ますし、貯金を増やすことも出来るかもしれません。

無理な節約生活は、つらいだけですからね・・・

せっかく生きているのに、もったいない。

そして、60歳を過ぎたころに、小さな家を購入すると思います。

そっちの方が、家のメンテナンスも必要ありませんからね。

今、家を買うとすると、職場から近いところにしないといけません。

その上、購入金額が約2000万円です。

そうすると、条件に合う物件って、少なくなるんじゃないでしょうか。

 

最後に

計算上は、約2000万円の物件を購入することは出来そうです。

老後資金も、貯めることが出来そうです。

ただし、かなり、節約生活をしなければいけません。

初めは、家を買った高揚感で、がまんすることも出来るかもしれません。

ですが、だんだんと、そんな生活はつらくなるかも知れません。

それを34年間もやるなんて、無理じゃないでしょうか?

計算上と実際は、違いますからね。

ん~、とっても悩ましいですね。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。