国債を発行し続けるとハイパーインフレになり財政破綻する?騙されてはいけない!

 

こんにちは。たかです。

今日も、ネットでウロウロと記事を読んでおりました。

そしたら、こんな記事を目にしたんです。

『日本の「財政破綻」は、本当にあり得ない? 政府債務のウソとホント』です。

みなさんも、こんなこと聞いたことありませんか?

『国の借金1000兆円、国民ひとりあたり900万円!』みたいな。

これだけ聞くと、マジでこわいですよね。

さらに、こんなことも聞きませんか?

『この借金を、子供の世代に残していいのか?』って。

これを信じている方、いらっしゃいますか?

信じている方は、消費税が上がっても、『まあ、仕方ないなぁ・・・』なんて、思ってしまいますよね。

そして、『国債は、もう発行しない方が良いんじゃないか!』って思うかもしれません。

でもですね、これって、全部ウソです。

国民を騙しているんですよ!

今日は、ちょっと、その辺りを書いてみます。

ハイパーインフレになる?

国債をどんどん発行して、国の借金を作ると、ハイパーインフレになる!

そして、財政破綻する!

なんてこと、聞いたことありませんか?

この記事にも出てくるんですが、これって、第二次世界大戦後の話しなんです。

この記事にも、こんなことが書いてあります。

『戦費のほとんどを国債発行で賄ったことから、GDPに対する政府債務の比率は200%を突破した』

『戦時中の国債発行はほぼ全額が日本円建てだったが、いとも簡単に財政は破綻し、日本円(旧円)は紙くずとなった』

『この事実ひとつをとっても、自国建てであればいくら借金してもよいという話は嘘であることが分かる』だって。

要するに、国債をバンバン発行して、GDP比200%になったら、自国通貨建ての国債でも、ハイパーインフレになって、破綻しますよ!ってことです。

ちなみに、今の政府債務はGDP比200%以上です。

ってことは、そろそろハイパーインフレになるってことですね。

でも、現実は、そうなっていません。

不思議だと思いませんか?

インフレになるには?

ハイパーインフレって、インフレのすごいヤツのことですよね。

では、インフレって、どうなったらなるんでしょうか?

簡単に言えば、需要>供給になると、インフレになるんです。

最近では、マスクがこんな感じでしたよね。

たしか、1枚500円くらいになっていませんでしたか?

あれって、マスクが欲しい人が多くなったんだけど、マスクを国内で作っていなかったんです。

中国から輸入していたんですが、中国から入手できなくなったから、品不足になった。

なので、値段が上がった。

まあ、こんな感じです。

では、なぜ、第二次世界大戦後にハイパーインフレになったか?

それは、戦争によって、工場などが破壊され、物を供給する能力が無くなったからなんです。

戦争が終わり、戦地からは、人が戻ってきて、需要は増えたわけです。

要するに、需要と供給のバランスが崩れたことによって、ハイパーインフレになったんですね。

別に、GDP比200%になったから、ハイパーインフレになったわけじゃないんです。

だから、国債をバンバン発行しても、ハイパーインフレにもなりませんし、財政破綻もしません。

最後に

僕は、今は、国債を発行し、PCR検査やコロナ専門病院など、いろんことにお金を使うべきだと思います。

さらに、中小企業を守り、供給能力を維持しておかなければいけないと思います。

もし、供給能力が壊滅的にダメージを受けたら、ホントにハイパーインフレになるかもしれません。

今回は、戦争で供給能力が壊されるのではなく、コロナによって破壊されるかもしれないんです。

『政府債務を増やすは悪だ!』という人が多いですが、僕は、そうは思いません。

政府が債務を抱えるから、国民が豊かになるんです。

逆に、政府が借金を返済すれば、国民は貧しくなります。

もし、政府債務1000兆円を返すということは、国民から1000兆円取り上げるわけです。

ってことは、僕のお財布からも、いくから取られるわけですからね。

 

コロナの影響で、日本経済は、ボロボロになっていくと思います。

今後、ホントに間違えた経済政策をやると、日本は沈没します。

そうならない為には、国民がしっかりしないといけません。

なので、国民が、お金の流れを理解する必要があると思います。

たとえば、

『政府債務は、どうやってできるのか?』

『政府債務は、国や国民の借金なのか?』

『政府債務は、返済しないといけないのか?』

『国債は、どうやって買われているのか?』

『国債を買っているお金は、国民の預貯金なのか?』などなど。

官僚や政治家、経済学者ですら、間違ったことを言っています。

今後、これらについて、僕の考えを書いてみたいと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。