お金が無いなら私立中学に入れてはいけない。僕の実体験です。

 

こんにちは。たかです。

我が家の娘は、私立中学に進学しました。

その理由は・・・

地元の中学校が、荒れていたからなんです。

本人が、『あの中学校には行きたくない!』と言い出しまして・・・

塾にも行かず、自分で勉強をしていました。

そのくらい、イヤだったようです。

そして、他の子供たちも、私立中学を目指していました。

でも・・・正直言えば、『我が家には、お金、無いんですけど・・・』って感じでしたね。

ですが、娘の思いを無視するわけにもいきません。

妻にも働いてもらい、なんとか、卒業することは出来ましたが。

さて、こんな記事を目にしました。

『長男を私立中学に入れたい40代夫婦「塾代が高額で貯金ができない」』です。

どうやら、我が家と違って、親が子供を私立中学に入れたくて、必死になっているようです。

でも、お金は無いようですね・・・

登場するご家庭は?

旦那さん44歳、奥さま43歳、小学5年生と2歳のお子さんがいらっしゃるようです。

月の収入は、旦那さんが25万4000円、奥さまが10万8000円、合わせて、約36万円くらいのようです。

ボーナスは、ありません。

貯金は、110万円ほどお持ちのようです。

支出は?

さて、支出はどうなんでしょうか?

・住居費:5万円

・食費:4万6000円

・光熱費:2万円

・通信費:1万5000円

・車両費:2万1000円

・雑費:1万5000円

・交際費:5000円

・教育費:6万7000円

・保育園代:1万8000円

・お小遣い:3万5000円

・生命保険料:2万9000円

・学資保険料:1万5000円

合計すると、約34万円くらいになります。

月の収入が36万円ですから、36万円ー34万円=2万円は貯金出来ることになります。

ってことは、年間では、2万円×12か月=24万円を貯金することができるわけです。

では、この状況で、みなさんなら、私立中学に通わせることって出来ますか?

私立中学の学費って?

一般的に言われている学費は、3年間で約300万円と言われています。

なので、年間では、約100万円かかるわけです。

月にすれば、約8万円強ってところでしょうか?

これは、学費だけの話しです。

さらに、交通費、部活動費なども入れれば、もっと必要になります。

もし、塾に行くようにでもなれば、もっともっと、お金が必要になるわけです。

このご家庭の教育費は、現在6万7000円です。

毎月2万円は貯金出来ていますので、6万7000円+2万円=8万7000円までは、教育費として使えそうです。

でも、ギリギリですね・・・

この経済状況では、私立中学に進学したら、学費の支払いが、難しいかもしれません。

無理はいけない!

娘の友だちも、数名、途中で退学しました。

その理由は・・・

『学費が払えなくなったから』なんです。

『え~、ウソでしょ!』って思われるかもしれませんが、私立って、学費以外のお金が多くかかるんです。

たとえば、『ショートステイ積立金』みたいなものです。

2週間ほど、海外にショートステイに行ったんですが、月の積立金が、かなりの金額でした。

こんな風に、いろんなお金がかかるんです。

私立って。

なので、途中で退学する子も、意外と多いんですよ・・・

いちばん得する中学受験

最後に

もし、お金に余裕が無いのなら、私立への進学はやめたほうがいいと思います。

だって、学費が払えなくなったら、結局、公立中学に行くわけですから。

そうなると、子供へのダメージもありますからね。

それと、私立中学に行ったからって、特別良いこともありません。

過度な期待はしないことです。

我が家の娘なんて、結局、専門学校に進学しましたからね・・・

子供には、親が出来る範囲内の教育を受けさせてあげれば、それで、十分だと僕は思っています。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。