こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『39歳貯金370万円。独身のままで、老後の生活は大丈夫?』です。
離婚をして、そのまま独身で生きる将来を考えている会社員女性のお悩みです。
貯金が少なく、老後の生活が不安になったらしい。
そこで始めたのが、『先取り貯蓄』なんだそうです。
たしかに、先取り貯蓄をすれば、自然とお金は貯まっていきますからね。
しかし、それだけでいいのかなぁ・・・
さて、この女性は、どんな家計なんでしょうか?
登場する方は?
39歳の独身女性です。
月の収入は約21万円、ボーナスは年間で40万円ほどあるようです。
年収にしたら、約360万円くらいになりますかね。
貯金は、投資も合わせれば、約370万円ほどお持ちです。
ちなみに、公的年金は約100万円くらいのようです。
支出は?
一方、支出は、こんな感じです。
・住居費:3万6000円
・車両費:1万3500円
・食費:2万円
・光熱費:1万5000円
・通信費:1万1000円
・趣味娯楽:9000円
・雑費:1万円
・保険料:4000円
・医療費:7000円
・個人年金:1万円
合計すると、約14万円くらいになります。
月の収入は21万円ですから、21万円-14万円=7万円を貯金することが出来ます。
しかし、実際には先取り貯蓄として、5万5000円しか貯金していません。
差額の1万5000円は、何かに使っているんでしょうね・・・
まあ、このくらいは、気にしなくても良いかもです。
65歳まで働いたら?
もし仮に、65歳まで働いたとします。
現在、39歳ですから、あと26年間は働くことが出来ます。
ってことは、5万5000円×12か月×26年=約1700万円を貯金することが出来ます。
退職後は、公的年金100万円で生活します。
月の生活費は約14万円ですから、14万円×12か月=約170万円が必要になります。
すると、公的年金だけでは、約70万円不足することになります。
これを貯金から補填したとすると、1700万円÷70万=約24年で貯金が無くなることになります。
この女性が、65歳+24年=89歳の時に、無一文になるってことです。
若干、不安はありますが、なんとかなるかもしれませんね。
僕ならこうする
現在、この女性は370万円もの貯金をお持ちです。
この金額は、約2年分の生活費になります。
もし、何かあっても、貯金で生き延びることが出来ると思います。
であれば、毎月5万5000円を銀行に預けるのは、ちょっともったいないような・・・
仮に、利回り5%で運用出来たら、どうなるか?
毎月5万円を26年間、積み立て投資したとします。
すると、26年後には、約3200万円になっています。
貯金だけだと1700万円にしかなりませんが、投資にまわせば、3200万円になるわけです。
もし、利回り7%の運用なら、約4500万円になり、利回り12%なら、約1億円になります。
利回り12%って、NASDAQに投資していれば、不可能な数字ではありません。
最後に
まだ、日本人は、『老後資金を準備するため貯金する!』という発想しかないようです。
僕の姉も、そんな感じです。
まあ、高給取りの人なら、それでも大丈夫だと思うんですが、僕みたいなポンコツサラリーマンは、そんなことでは間に合いません。
シッカリお金に働いてもらって、自分で増えていってもらうしかないと思います。
その為には、種銭として貯金をしなければいけませんがね。
ある程度の貯金が出来れば、生活費に困ることはありません。
ならば、その後は、どんどん投資にまわしていった方が、効率的だと思います。
厚切ジェイソンさんも、同じこと言っているみたいです。
一度、参考にされてみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。
![]() |
価格:1,430円 |