こんにちは。たかです。
僕が勤めていた会社に、不動産投資をしている人がいました。
1戸建ての家を2軒持っていて、貸し出していました。
賃料でローンを支払い、ローンが終われば、賃料が収入になると言っていました。
たしかに、うまくいっている人もいるんですよね。
それを見た時、『僕も、やったほうがいいかな?』なんて思ったものです。
でも、借りてくれる人がいなくなった時のことを考えると、ちょっと、不安でしたので、手を出しませんでした。
今日、こんな記事を見ました。
『相続でプチ成金になった43歳会社員、あっという間に転落のワケ』です。
まさに、僕の心配していたことが、起こってしまったご家庭の話しです。
不動産収入で月に20万円
登場する男性は、43歳のサラリーマンです。
お父さんが亡くなり、所有していた2軒の賃貸用の不動産を相続されたようです。
相続税などの支払いも大変だったようですが、なんとか、切り抜けられたみたいです。
相続するのも、大変なんですね・・・
その後は、2軒の不動産物件から、月に20万円ほど収入が得られるようになりました。
この男性には、自宅の住宅ローンもあったんですが、その家賃収入を、外食や子供たち、奥さんのほしいものに使っていたようなんです。
家族の生活レベルが上がってしまったんですね・・・
不動産収入が半減
相続した翌年、入居者が減り、不動産収入は半減したそうなんです。
その為、貯金を切り崩しながらの生活になってしまいました。
そこに、3軒分の固定資産税の支払いが来たわけです。
1期分の支払いが25万円だったそうです。
生活費が足りない上に、固定資産税の支払いとなると、かなりのダメージですよね。
生活レベルは落とせない
家賃収入が半分に落ちた時に、生活レベルを落とせなかったんですね。
貯金を切り崩して、生活していたわけですから。
一旦、上がってしまった生活レベルは、なかなか、落とすことは出来ません。
ましてや、子供なんか、その生活が普通だと勘違いしてしまいますからね。
きっと、奥さんも、金銭感覚がマヒしていたんでしょう。
もし、家賃収入が20万円あっても、生活レベルを変えなければ、こんなことにはなっていなかったでしょうね。
その20万円を貯金するか、自宅のローン返済に充てておけば、もっと楽な生活になっていたと思います。
不動産収入はこわい・・・
やはり、不動産収入を当てにするのは、こわいですね。
この男性のように、入居者がいなくなれば、不動産は、単なるお荷物にしかなりません。
誰も住んでいなければ、1円も利益を生み出すことはありませんからね。
それどころか、固定資産税や修理費用がかかります。
収入を生み出すどころか、金食い虫になってしまうんですね。
順調にいっている時は、貯金しておかないといけないってことなんでしょうか?
最後に
我が家も、生活レベルを上げないように、努力しているつもりです。
ですが・・・
妻は、そんな感覚はないみたいです。
最近、妻は、窓ガラスの結露が気になるようなんです。
先日も、『やっぱり、窓ガラス変えよっかな?』なんて言っていました。
結露が出来るのがイヤみたいで、ペアガラスに変えたいようなんです・・・
今日、見積もりが出たんですが、窓ガラス4枚をペアガラスに変えるだけで、なんと、20万円です。
それって、ひと月の生活費を超えてますけど・・・
でも、あまり、ガミガミ言うと、『あんたが、働きに行けばいいだけやんか!』ってなりますからね。
なかなか、夫婦で金銭感覚を合わせるのって、むずかしいですね・・・
このままいくと、僕には、『雇われる働き方』が待っているかもしれません。
人生って、思ったようにはならないものですね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。