戸建ての場合は修理費用も考えておかないといけない。痛い目にあわないように。

 

こんにちは。たかです。

家を買う時って、『マンションにするか?』、『戸建てにするか?』って迷うかもしれません。

中には、『戸建ては嫌い!』とか『マンションはイヤだ!』とか、あるかもしれません。

僕が思うに、どちらが良いとは言い切れないような気がします。

僕は、戸建てにしか住んだことがありません。

戸建ての良いところは、庭があるし、あまり騒音を気にすることがありません。

ただし、修理費用を考えておかないといけません。

マンションの場合は、外壁の塗り替えや屋根の張替えなどは、ありませんからね。

さて、今日、こんな記事を見ました。

『47歳貯金700万円。自宅の修繕費用はどのくらい必要なのか不安です・・・』です。

老後資金や家の修繕費などを考えると、不安になっているようです。

ちゃんと、準備出来るでしょうか?

登場するご家庭は?

旦那さん51歳、奥さま47歳、8歳のお子さんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんが28万円、奥さまが6万円です。

月の収入は、34万円ってことになります。

ボーナスは、年間で55万円あるようです。

年金は、旦那さんが15万円、奥様が4万円ほど、もらえるようです。

ちなみに、貯金は700万円お持ちのようです。

支出は?

さて、支出はどうなんでしょうか?

・住宅費:7万3000円

・車両費:2万円

・食費:3万円

・光熱費:2万円

・通信費:1万円

・趣味娯楽:2万円

・教育費:2万5000円

・こづかい:1万7000円

・雑費:1万5000円

・保険料:6万6000円

合計すると、約30万円くらいになります。

月の収入は34万円ですから、34万円ー30万円=4万円を貯金することが出来ます。

年間では、4万円×12か月=48万円を貯めることが出来そうです。

ボーナスからは、貯金出来ていないみたいですね。

定年までいくら貯められる?

旦那さんの定年は、65歳なんだそうです。

ってことは、あと14年、働くことが出来ます。

なので、48万円×14年=約670万円を貯めることが出来ます。

退職金は、200万円らしいので、65歳時点での貯金は、こんな感じです。

700万円+670万円+200万円=1570万円になります。

教育費は?

お子さんの教育費は、どうなるでしょうか?

私立大学に進学の予定らしいので、約1000万円は準備しておいた方が良いでしょうね。

となると、貯金は1570万円ですから、1570万円ー1000万円=570万円が老後資金になります。

なんだか、ちょっと、心細いような・・・

家の修繕費は?

では、家の修繕費はどのくらいかかるんでしょうか?

家の大きさなどによっても、違うかもしれません。

我が家の場合、築15年目に外壁の塗り替え。

25年目に、外壁の塗り替えと屋根の張替えを行いました。

外壁の塗り替えで、約150万円/回くらいでしたね。

屋根の張替えは、約250万円かかりました。

なので、トータルでは、150万円×2回+250万円=550万円ってところでしょうか?

いや~、家って、金食い虫ですね・・・

このご家庭の貯金額は、570万円です。

ってことは、我が家と同じくらい、修繕費にかかった場合、ほとんど貯金を使い果たしてしまいます。

では、老後資金はどうなるのか?

終身保険の解約と年金

このご夫婦は、終身保険に加入しています。

死亡保障で約1500万円の契約をしています。

満期になってから解約すれば、おそらく、1000万円くらいは戻って来るんじゃないでしょうか?

そのお金と、約19万円の夫婦の年金で、生活するしか無さそうです。

なので、月の生活費は、19万円くらいに抑えるようにしないと、老後破産してしまうでしょうね。

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最後に

戸建ての場合、家の修理費は、意外とかかります。

外壁の塗り替え、屋根の張替え、シロアリ駆除、水回りの交換などなど。

数十万円から数百万円という、大金が飛んでいきます・・・

ある程度、準備をしておかないと、痛い目にあいます。

僕も、屋根の張替えをやった時は、その値段を見て、涙が出てきました。

是非とも、ご注意いただければと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。