お金を使わない方が日本のためにはいいことなのか?僕はバカだから分からない。

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治財務事務次官が“バラマキ政策”を徹底批判』です。

この記事に関しては、みなさんにも、一度読んでもらいたいと思います。

矢野事務次官とは、財務省のトップの方です。

その方が、何を言っているのか?

ちょっと、書いてみたいと思います。

日本は劣悪な状況

この記事の中で、矢野さんは、こう言っています。

『日本の財政赤字はバブル崩壊後、悪化の一途をたどり、「一般政府債務残高/GDP」は256.2%と、第二次大戦直後の状態を超えて過去最悪』

『他のどの先進国よりも劣悪な状態にある(ちなみにドイツは68.9%、英国は103.7%、米国は127.1%)』って。

要するに、政府が国債を発行しまくったおかげで、政府の借金が激増している。

債務残高とGDPの比率を見てみると、先進国の中では、最低な状況である。

こんな感じでしょうか?

では、なぜ、最低な状況になっているんですかね?

僕が思うに、国債発行残高が多いのも間違いないと思いますが、それよりも、GDPが日本は伸びて無いんじゃないでしょうか?

1980年のGDPを1とすると、2020年には、世界の各国のGDPがどのくらいになっているのか調べてみました。

そしたら・・・

◉アメリカ・カナダ:約7倍
◉イギリス:約9倍
◉フランス:約5倍
◉ドイツ:約4倍

さて、日本は、どうなっているのか?

なんと、日本は約2倍くらいです。

どの先進国と比べても、日本のGDPは上がってないんです。

そうなれば、債務残高とGDPの比率はどうなるでしょうか?

GDPが上がらなければ、債務残高とGDPの比率が上がっていくのは、当たり前だと思います。

矢野さんは、『一般政府債務残高/GDP』は256.2%と、第二次大戦直後の状態を超えて過去最悪』と言っていますが、その理由は、GDPが上がってないからじゃないですかね?

では、どうやれば、GDPは上がるのか?

GDPとは?

では、GDPって、何なんでしょうか?

ネットで調べてみると、こう書かれています。

国内総生産(GDP)とは『一定期間その国で生産された財とサービスの付加価値額の総和』なんだそうです。

そして、このGDPの計算式は、こうなっています。

『GDP=民間消費+民間投資+政府の支出+(輸出ー輸入)』なんです。

ということは・・・・

現在、かなりの不景気になっている日本では、民間消費や民間投資って、かなり減っていますよね。

であるならば、GDPを増やすには、どうしたらいいのか?

『輸出ー輸入』を増やすか、『政府の支出』を増やすしかありません。

しかし、輸出を増やすって、そんなに簡単じゃありませんよね。

だって、外国が日本の製品を買ってくれないといけませんからね。

なので、最も簡単なのは、『政府の支出』を増やす事なんです。

つまり、国債を発行しお金を準備して政府が支出することなんです。

これをやらないから、GDPが上がっていかない。

僕は、そう思っています。

最後に

矢野さんは、こうも言っています。

『数十兆円もの大規模な経済対策が謳われ、一方では、財政収支黒字化の凍結が訴えられ、さらには消費税率の引き下げまでが提案されている。まるで国庫には、無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてきます』

『昨今のバラマキ的な政策論議は、実現可能性、有効性、弊害といった観点から、かなり深刻な問題をはらんだものが多くなっています』

『最も賢明なやり方で対処していかねばなりません。そうしなければ、将来必ず、財政が破綻するか、大きな負担が国民にのしかかってきます』って。

要するに、大規模な経済対策はやりませんと言ってるわけです。

ということは、財政出動をしないってことなんでしょう。

すると、ますます、GDPは上がらず、『一般政府債務残高/GDP』は上昇していくわけです。

この人は、どうしたら、日本が良くなるというのでしょうか?

僕は、民間消費や民間投資が活発になるまで、政府が支出をした方が良いと思います。

そうすれば、民間に活力が生まれ、GDPも上がり税収も上がっていくんじゃないでしょうか?

もちろん、その過程で、社員へのお給料が上がるような政策が必要になると思いますがね。

岸田さんの言う、『新しい資本主義』が必要なのかもしれません。

ただし、これはグレートリセットのひとつですから、注意は必要だと思いますが・・・

コロナをきっかけに、いろんなことが世界中で起こっています。

アメリカや中国でも、変化が出て来ていますよね。

もしかしたら、戦争が起こるかもしれません。

いろんなことに注意を払いながら、生活することが大事になるかもしれませんね。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。